ロッタンの打倒天心の策?

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昨日のブログ記事で、6月17日の試合のことは書いたのですが、ちょっと補足が書きたくなりました。

というか、この試合に関しては、本当はもっと色々書きたいんですが、「天心とK◯◯CKO◯Tこそ本物」みたいな絶対主義者の方々と論争もしたくないので、当たり障りない部分だけにしておきます。

あとこれは、あくまで僕の推測で、全然大ハズレの可能性も大きいです。

さて、今回の試合、僕は那須川選手の大差の判定勝ちを予想していました。

前回のスアキム選手同様、ムエタイではなかなか見られない、独特の出入りをサウスポーから繰り返す那須川選手相手に、どう戦っていったらよいか戸惑ってるうちに、試合の主導権を那須川選手に奪われてしまうと予想したからです。

ましてや今回は、組む事が許されない、(世界的な呼び方での)キックボクシングの試合。

那須川選手独特の出入りには、ロッタン選手はかなり手を焼くと思ってました。更に那須川選手が厄介なのは、類い稀なスピード、反射神経に加えて、ムエタイの技を出すタイミングを、幼少期に日本やタイでタイ人コーチに習うことにより、掴んでいる、ムエタイを「知ってる」ことです。

例えばお名前を出すのは申し訳ないですが、山崎秀晃選手やリョート・マチダ選手のような、伝統派経験者でも、ムエタイを「知らない」選手ならば、たとえどんなにスピードがあっても、タイのムエタイ選手はあまり苦労しないのですが・・・

さらに那須川選手、このスピードある「出入り」に、それまでの快進撃で培った「怖い物知らず」というブースターになる武器まで加えてしまってるから、タチが悪いです。ブースターの中には前回のスアキム戦も入っていて、那須川選手からしたら、ムエタイのどんな選手も自分の「出入り」には対応出来ない、という自信があったでしょう。シンガポールでノンオー選手あたりには攻撃をもらってしまったみたいですが、実戦じゃないですし、プロになってからはそれを武器に、無敵の快進撃を続けてきたからです。

ところがその那須川選手の「出入り」を、ロッタン選手、普通なら思いつかない、非常にユニークな方法で封じ込めました。

これです。


試合前に、ロッタン選手が、正面から打ち合え、お前のスタイルは良くない、とマスコミを使ってメッセージを送ったことです。

誰かブレーンがいて那須川選手の厄介な「出入り」を封じ込めるためにこのアピールを仕掛けたのか、たまたまなのかわかりませんが、これが那須川選手のもう一つの武器、「怖い物知らず」に作用し、「なら正面からカウンターで迎え打ってやる」となったと思います。

厄介な出入りがなくなって、ロッタン選手は本来より遥かに戦いやすくなりました。そして試合の主導権を握り続けます。ムエタイにおいては試合の主導権を握るというのは大切で、当然トップ選手は一度握った主導権を簡単には相手に渡しません。これがムエタイで、那須川選手がめちゃくちゃ首相撲が強いとかだったら、あるいは主導権を奪い返せたかもしれませんが、勢いに乗ったロッタン選手には、いいタイミングでどんなに今まで相手を倒しまくってきた類い稀なタイミング、威力のパンチでも、プロになっておそらく初めて、全く無効でした。

昨日も書いたんですが、対トップムエタイ選手ということになると、もう那須川選手の大きな武器であった、「怖い物知らず」の自信、思い切りの良さというものは、これからは失われてしまうと思います。

かわりに芽生えたのは、ムエタイに対する、「恐れ」、自分のムエタイ技術のなさ、具体的に言うとミドルキックや組みに対する対応力のなさに対する反省、そこからムエタイをしてしまうとなると、もうトップタイ人選手からしたら、同じ土俵、怖くもなんともない存在かもしれません。

幼少期にはムエタイの怖さを体験していたかもしれませんが、プロ入り後はもうすっかり乗り越えたと信じ込むことにより得た、ムエタイのタイミングを知った上での「怖い物知らず」の「出入り」、これを失くして、代わりにムエタイの強さ、怖さを得て、ムエタイに傾斜すると、これからはむしろ、昔の某Kid選手の例のように、弱体化するかもしれません。ムエタイアリ地獄です。

むしろ自称アンチ那須川天心選手の僕としてはそれを望んでいますが、果たしてどうなることでしょうか。


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