段・メクル:いちじく堂へようこそ。

 

段:まいど、だんぺーです。最近「舞妓さんちのまかないさん」っていうドラマ観てて

  舞妓ちゃんの話し方がかわいいなぁと思ってにんまり。アニメにけっこう忠実だし、

  常盤貴子のお母さん役が一番好きやわ~と思って、こんな人になれたらええなぁって

  心からおもっとるんです。

  それよりもな、やっぱりな整形とかせんと普通に歳とらはったほうがよっぽど美人

  どすえぇーーー。

  ほなら、今日もよろしゅうおたのもうします。

 

  『京都寺町三条のホームズ』 望月麻衣先生 1冊目

   第二章 『葵の頃に』

 

  です。(拍手 ぱちぱちぱちぱち)

 

段:今回はメクル君すごい速さで読んできて、だんぺーさん焦っとるんですけど。。。

 

メクル:いや。読書は現実の時間というよりは、心の時間って大切じゃないですか?

  なので今回はさっくりと読まさせていただきました。

  

  この章は京都の葵祭が題材でしたね。

  登場人物の葵ちゃんの名前の由来になったお祭ですね。

  僕もこのお祭を見たくて以前京都に行ったんですけど、雨の為その日は中止になって

  見れなかったんですよね。お祭りは翌日に順延になったんですけど、

  休みの都合で帰らないと行けなくて。

  葵祭は5月15日限定なので、休みと重ならないとなかなか行きづらいのですが、

  またチャンスがあれば今度こそ見たいですね。

 

段:メクル君ってすごい行動力ですね。私にも分けてもらいたい。

  もう足があるのか自分でも疑うほど出不精なもので・・・

  人の集まる祭りは特に億劫になってしまうんですよね。

  葵ちゃんが下鴨神社がご近所さんってことがわかって、鞍までのチャリ移動は

  寺町三条まで30分くらいになるのでしょうか。

  メクル君それでそれで?

 

メクル:葵祭は平安時代から続くお祭りで、源氏物語にも出てくるそうですね。

  源氏物語は原作も漫画も読んだことはないのですが、これもまた今度読んでみないと。

 

段:源氏物語は有名すぎるお話なのにそれこそわれわれ素人ではなかなか読む機会がないですよね。

  なんだか学校の授業のイメージが強くて。。。

  ただ、前回の「願わくは桜(花)の下にて」というのから百人一首的なものは少し理解したく

  なりましたね。なんか少ない言葉で多くを語る感じがして素敵だと思いました。

  私はおしゃべりが過ぎるので昔の人を見習うべきかもです。

  

  沈黙は金 雄弁は銀 私の駄弁は一銭もならず(涙)

  

  葵祭の今年の斎王代の選定の話を事件にからめているわけですよね。

 

メクル:葵祭の主役、斎王代がこのお話の中心で平安時代に賀茂祭(葵祭)に奉仕した

  未婚の内親王(ないしんのう)「斎王」にちなんでおり、一般女性から選ばれることから、

  斎王の代わりということで、斎王代と言われているんですね。

  この斎王代に選ばれるには器量は当然のごとく、ええとこの子じゃないと駄目みたいですね。

  斎王代になると、十二単の衣装代やら行列の参加者のご飯代なんかで、

  1000万〜2000万くらい自腹でかかるとか。

  名誉なことなんでしょうけど、凄いですよね。

 

段:そりゃ名前は有名で歴史があっても経営不振だったらお断りしたい正直なところあるよね。

  京都がいくら観光地上位でも、諸行無常ですからね。

  というかね、今しがた調べてみたら京都って意外に1位じゃないんですね。

  東京とか北海道とかみたい。僕の中では京都一番だと思ってたのに。

  まぁ旅行会社調べとかなのでいろいろと操作されてるのかもしれませんが・・・

  すみません。話がそれました。

  続きをお願いします。

 

メクル:今回清貴くんが推理した結果を話す場面が、下鴨神社にある糺の森(ただすのもり)

  ふりがながふってないと多分読めないんですけど。

  名前の由来には諸説あるみたいですが

  偽りを糺すというところからきてるとか。

  今は下鴨神社全体が世界遺産にもなってますね。

  立派な森ですが事前に知って無いと、僕の場合、さーっと通過しちゃいそうですが、

  こうやってちょっとでも知ってると、実際な行った時により楽しめそうです。

 

段:確かに旅は行き当たりばったりも楽しいですが、ちゃんと歴史とか情報があれば

  楽しさは倍以上ですよね。

  オークラの生クリームあんぱんも食べたいと思ったけど、今はないのかな・・・

  そういえば近所のデイリーストアのあんぱんがめちゃおいしいんですわ。

  と最後にどうでもいい話で締めました。(笑)

 

 

 

  次回は 第三章 『百万遍の願い』

  を読書してお会いしましょう。

 

段・メクル:本日もご来堂ありがとうございました。