病院から治療は終了との宣告を受けたものの、どうももやもやする。

延命は必要ないが苦痛をできるだけ取り除いてあげて看取りたい、と言いましたやん?
今まで何軒か動物病院に行ったけど、何故か重病のペットを全く見かけなかったのはそういうことだったのね、と納得。

でも、人間がそうであるようにペットの緩和ケアも考えていかなきゃいけない時代なんじゃないかなぁ…


まぁ他の病院でセカンドオピニオンを受けるってことも考えなくもなかったが、白血病なら同じことだし、しんどい中病院連れ回して体力削るのも…と思って自宅療養生活に突入。


あと、病院から家に帰る前に満開の桜と一緒にみんなで写真撮っといた。これが最後の写真じゃなかったけど、なんだか悲しい桜になってしまったね。


その日は少しベランダに出て外の空気を吸った以外は押し入れでひたすら寝てた。

人間様は帰ってからは色々することが。まだ病気と戦ってる猫がいる所であんまりしたくなかったんだけど

・ペットの火葬業者の確認
・ついでに墓地の下見
・ホームセンターでアイスノンみたいなやつを購入


てかこれらの事を早くしないといけないぐらいに状態が悪化してた。正直今夜がヤマと思ってた。

事実、その夜は身体が高熱で熱くなっており、意識もぼんやりな状態だった。熱を下げたい…人間なら解熱剤やら冷えピタやらあるけど、猫の熱を下げる方法なんてわからない。
身体の熱が少しでも取れるよう、氷で冷やした手を猫に押し当てひたすら頭と身体を冷やしていた。その甲斐あってかどうかはわからないが次の日を迎えることができた。

こうして一睡もできずに朝を迎えた。