こんにちは、ひろです。
2015年3月、10年以上住んだ新潟県から実家のある富山県に引っ越してきました。
今回はその2週間前のお話です。
引っ越しで家財道具一式と共にアクア用品を運ぶのは無理(引っ越し業者からもあっさり却下されました)と判断し、引っ越しの前にアクア用品だけ自分で運ぶことにしました。
引っ越し先は富山県西部
新潟県とは電力の周波数が異なる(新潟県は50Hz、富山県西部は60Hz)ため、ポンプは60Hz仕様のものを購入しました。
そして搬送の日…
朝6時 作業を開始しました。
外は雪!寒い(当時の住まいは新潟県中越地方、結構雪の降る地域でした)
まずは生体を飼育水と共に運ぶべくポリタンクへ飼育水を10リットルほど移動。
そこから生体を捕獲
カクレクマノミ
楽勝
デバスズメ
底砂が舞い上がらないように慎重にライブロックをどかしつつ……
なんとか捕獲
ヤエヤマギンポ
速い速い
底砂に埋もれたライブロックに上手く隠れて捕獲困難……
一旦中止
イボハタゴイソギンチャク
ガラスの底面に張りついて取れない
断念
結果、底砂と底砂に埋もれていたライブロックはいじらず、5cm程度の水位で飼育水を残してイボハタゴイソギンチャクとヤエヤマギンポは水槽ごと運ぶことに…
ここまでで1時間が経過……
生体は暖房の効いた暖かい部屋でエアレーションして一旦待機……
その間に濾過槽を解体
濾過槽の水を抜き、濾材を洗濯ネットに移しかえました。
舞い上がるデトリタス
そして濾過槽内には大量のホヤ?
乾燥した状態ではどうせ死んでしまうので濾過槽は綺麗に洗いました。
ここまでで約2時間
8時30分 我が家を出て富山県にある実家に向かいました。
…………
車内に漂う磯の香り…
もう引っ越しなんてするものか、と思った瞬間でした。
11時30分
実家に到着
どういうわけか新潟より寒い気温は一桁…
昼食を食べて腹ごしらえをした後、凍えるような寒さの中水槽の組み立てを開始。
まずは濾過槽から
持ってきた濾材を飼育水で改めて濯ぎセッティングします。
そしてメイン水槽をセッティング
いままではスチールシェルフに乗せていましたが今回は玄関へのセッティングということで配置変更。
ホームセンターで売っていた安い台の上に組みました。
そして濾過槽の高さにあわせて排水・給水のパイプの長さを微調整し、セッティングを済ませました。
足りないぶんの海水を作って追加
ポンプ・ヒーターを作動させて空回し開始。
案外1時間足らずで組めました。
ついで搬送と濾材を動かしたことで濾過が不安定になることを考慮し、あらかじめ購入しておいた海道河童・小をセッティングしました。
この時点でメイン水槽に入れたまま運んできたイボハタゴイソギンチャクは大丈夫そう
ヤエヤマギンポは………?
見当たりません……
イボハタゴイソギンチャクに食べられたか………?
確認がとれませんでしたが空回しと加温を継続……
寒くてなかなか水温が上がりませんでした。
3時間ほどしてようやく水温が20℃を超えてきました。
ポリタンクで待機していたカクレクマノミ達、タンクの中で元気に泳いでいましたが心配になり、そろそろ移しちゃおうかなと…
濾過槽にはまだまだ水位に余裕があったので運んできた10リットル程の飼育水とともに魚たちを投入することに
それ~
ドボ~ン
…………
タンクの中では泳いでいたカクレクマノミ・デバスズメ達がひっくり返ったまま底に沈んでいきました
ええぇぇ~~~~
この時、初めて水温ショックというものを目撃しました。
水槽の水温が上がりきっていなかったため、暖房の効いた部屋で暖めて待機していたカクレクマノミ達はショックを起こしたようです。
そして沈んでいったデバスズメ2匹はイボハタゴの上に落下……
あっという間に飲み込まれていきました。
イボハタゴイソギンチャクは生存確認………
10分もすると残った2匹のカクレクマノミ
達は何事もなかったかのように泳ぎ始めました。
よかった………
というわけでデバスズメ2匹の犠牲はありましたが甚大なトラブルを起こすことなく水槽の引っ越しを終えました。
その時の写真は……………
……………
……………
今回は残ってました(たった一枚だけですが)
こちらです
じゃじゃ~ん
給水・排水の穴が左右逆ならパイプの出ている面を背面にもってきて目立たないようにもできたのですが、こうセッティングすることになるとは考えて作ってなかったので給水側のパイプが手前に来てしまい、配管が目立つ形になってしまいました。
ウールボックス・ドライ濾過槽ボックスはこの日に合わせて塩ビ板を購入して自作してみました。
素人の初めての作品にしては良い感じに仕上がってる気がしますね(自画自賛)
ちなみに濾材は上から…
~ウールボックス~
サンミューズ・ファインマット
~ドライ濾過槽~
エーハイム・サブストラットプロ
カミハタ・バイオボール
~ウェット濾過槽第1層~
エーハイム・エーハイムメック
パワーハウス・ベーシックリング濾材
~ウェット濾過槽第2層~
サンゴ砂XLサイズ
~ポンプ層~
カミハタ・シリケイトリムーバー(珪酸塩吸着濾材)
海水館・還元濾過ボックス
(今思えば還元濾過ボックスの配置場所は良くなかったかもです。ポンプや給水パイプがいつもヌメヌメしてましたから…)
以上です。
それにしても、こうやってみると、濾過槽が物凄くデカいですね
そしてやっぱりイボハタゴから追い出されてるカクレクマノミ…
翌日、新潟へ戻る前に動作状況を再確認
水漏れ………なし!
水温………OK!
自動給餌機………作動OK!
餌食い…………OK!
そしてここでヤエヤマギンポも餌を求めて現れ、生存を確認しました!
こうして動作状況と生体の状態を確認した後、新潟へと帰ったのでした。
再会は2週間後。
次回から我が家の海水魚飼育日記・富山編、スタートです
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2015年3月、10年以上住んだ新潟県から実家のある富山県に引っ越してきました。
今回はその2週間前のお話です。
引っ越しで家財道具一式と共にアクア用品を運ぶのは無理(引っ越し業者からもあっさり却下されました)と判断し、引っ越しの前にアクア用品だけ自分で運ぶことにしました。
引っ越し先は富山県西部
新潟県とは電力の周波数が異なる(新潟県は50Hz、富山県西部は60Hz)ため、ポンプは60Hz仕様のものを購入しました。
そして搬送の日…
朝6時 作業を開始しました。
外は雪!寒い(当時の住まいは新潟県中越地方、結構雪の降る地域でした)
まずは生体を飼育水と共に運ぶべくポリタンクへ飼育水を10リットルほど移動。
そこから生体を捕獲
カクレクマノミ
楽勝
デバスズメ
底砂が舞い上がらないように慎重にライブロックをどかしつつ……
なんとか捕獲
ヤエヤマギンポ
速い速い
底砂に埋もれたライブロックに上手く隠れて捕獲困難……
一旦中止
イボハタゴイソギンチャク
ガラスの底面に張りついて取れない
断念
結果、底砂と底砂に埋もれていたライブロックはいじらず、5cm程度の水位で飼育水を残してイボハタゴイソギンチャクとヤエヤマギンポは水槽ごと運ぶことに…
ここまでで1時間が経過……
生体は暖房の効いた暖かい部屋でエアレーションして一旦待機……
その間に濾過槽を解体
濾過槽の水を抜き、濾材を洗濯ネットに移しかえました。
舞い上がるデトリタス
そして濾過槽内には大量のホヤ?
乾燥した状態ではどうせ死んでしまうので濾過槽は綺麗に洗いました。
ここまでで約2時間
8時30分 我が家を出て富山県にある実家に向かいました。
…………
車内に漂う磯の香り…
もう引っ越しなんてするものか、と思った瞬間でした。
11時30分
実家に到着
どういうわけか新潟より寒い気温は一桁…
昼食を食べて腹ごしらえをした後、凍えるような寒さの中水槽の組み立てを開始。
まずは濾過槽から
持ってきた濾材を飼育水で改めて濯ぎセッティングします。
そしてメイン水槽をセッティング
いままではスチールシェルフに乗せていましたが今回は玄関へのセッティングということで配置変更。
ホームセンターで売っていた安い台の上に組みました。
そして濾過槽の高さにあわせて排水・給水のパイプの長さを微調整し、セッティングを済ませました。
足りないぶんの海水を作って追加
ポンプ・ヒーターを作動させて空回し開始。
案外1時間足らずで組めました。
ついで搬送と濾材を動かしたことで濾過が不安定になることを考慮し、あらかじめ購入しておいた海道河童・小をセッティングしました。
この時点でメイン水槽に入れたまま運んできたイボハタゴイソギンチャクは大丈夫そう
ヤエヤマギンポは………?
見当たりません……
イボハタゴイソギンチャクに食べられたか………?
確認がとれませんでしたが空回しと加温を継続……
寒くてなかなか水温が上がりませんでした。
3時間ほどしてようやく水温が20℃を超えてきました。
ポリタンクで待機していたカクレクマノミ達、タンクの中で元気に泳いでいましたが心配になり、そろそろ移しちゃおうかなと…
濾過槽にはまだまだ水位に余裕があったので運んできた10リットル程の飼育水とともに魚たちを投入することに
それ~
ドボ~ン
…………
タンクの中では泳いでいたカクレクマノミ・デバスズメ達がひっくり返ったまま底に沈んでいきました
ええぇぇ~~~~
この時、初めて水温ショックというものを目撃しました。
水槽の水温が上がりきっていなかったため、暖房の効いた部屋で暖めて待機していたカクレクマノミ達はショックを起こしたようです。
そして沈んでいったデバスズメ2匹はイボハタゴの上に落下……
あっという間に飲み込まれていきました。
イボハタゴイソギンチャクは生存確認………
10分もすると残った2匹のカクレクマノミ
達は何事もなかったかのように泳ぎ始めました。
よかった………
というわけでデバスズメ2匹の犠牲はありましたが甚大なトラブルを起こすことなく水槽の引っ越しを終えました。
その時の写真は……………
……………
……………
今回は残ってました(たった一枚だけですが)
こちらです
じゃじゃ~ん
給水・排水の穴が左右逆ならパイプの出ている面を背面にもってきて目立たないようにもできたのですが、こうセッティングすることになるとは考えて作ってなかったので給水側のパイプが手前に来てしまい、配管が目立つ形になってしまいました。
ウールボックス・ドライ濾過槽ボックスはこの日に合わせて塩ビ板を購入して自作してみました。
素人の初めての作品にしては良い感じに仕上がってる気がしますね(自画自賛)
ちなみに濾材は上から…
~ウールボックス~
サンミューズ・ファインマット
~ドライ濾過槽~
エーハイム・サブストラットプロ
カミハタ・バイオボール
~ウェット濾過槽第1層~
エーハイム・エーハイムメック
パワーハウス・ベーシックリング濾材
~ウェット濾過槽第2層~
サンゴ砂XLサイズ
~ポンプ層~
カミハタ・シリケイトリムーバー(珪酸塩吸着濾材)
海水館・還元濾過ボックス
(今思えば還元濾過ボックスの配置場所は良くなかったかもです。ポンプや給水パイプがいつもヌメヌメしてましたから…)
以上です。
それにしても、こうやってみると、濾過槽が物凄くデカいですね
そしてやっぱりイボハタゴから追い出されてるカクレクマノミ…
翌日、新潟へ戻る前に動作状況を再確認
水漏れ………なし!
水温………OK!
自動給餌機………作動OK!
餌食い…………OK!
そしてここでヤエヤマギンポも餌を求めて現れ、生存を確認しました!
こうして動作状況と生体の状態を確認した後、新潟へと帰ったのでした。
再会は2週間後。
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