年明けすぐに激務に完全復帰するので(術後1か月弱の状態ですが・・・)、今のうちに出来る限り入院に関する記録に残しておこうと思います。

今回は入院準備について。

病院によって異なるとは思いますが、ご参考までに私の場合(入院9日間、開腹手術、個室、独身一人暮らし)をご紹介させて頂きます。荷物は、機内持込可能なサイズのスーツケースと、ゴルフに行くときのボストンバッグの計2つに余裕で纏まりました。

(1)病院に用意があったもの、(2)病院から案内があった入院時に必要なもの、(3)自己判断で追加したもの、(4)持参すれば良かったものに分けて記載し、(2)及び(3)については、実際に必要だったものには、不要だったものには×を付けています。

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■■■ (1) 病院に用意があったもの ■■■

・手術衣
  →手術当日から翌日にかけて着用。
・医療用の着圧ストッキング
  →入院当日にナースの方がサイズを測って準備してくださいます。
・スリッパ
  →ホテルに置かれているようなタオル地の使い捨てスリッパでした。
・電気ポット
・うがい用コップ

  →うがい用に加えてマグカップも用意有り。
・バスタオル
・フェイスタオル
・石鹸
・手術前のおへそ掃除用の綿棒とオリーブオイル
・ドライヤー
・箸、スプーン、フォーク

  →お食事と共に都度提供されました。
・冷蔵庫
・セーフティーボックス


■■■ (2)病院から案内があった入院時に必要なもの ■■■

・浴衣かネグリジェ(前開きのもの)最低1~2枚、パジャマ1~2枚
 前開きのワンピースパジャマ 3セット
 ×上下セパレートの普通のパジャマ 2セット

  →入院中は腹帯をずっと付けますし、傷口チェックなどが毎日あったので、前開きのパジャマを着続けました。ただし、3セットだと途中で洗濯が必要。術後は熱があるので発汗しますし、その後も点滴のせいか自分の体温コントロールが上手く出来ず突然火照って発汗することが度々あり、毎日着替えていました。

  →前開きワンピースパジャマはマタニティー用として売られていることが多いのですが、それだと胸元が授乳仕様になっており、それがイヤだったので楽天市場の「部屋着の時間」さんのネグリジェを購入しました。病院内は暖かいので、冬用の生地だと少し暑かったです。コットン生地のワンピースパジャマと(寒い場合には)カーディガンという組み合わせで過ごしました。

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・寝巻の上に羽織るもの(ガウン、カーディガンなど)
 ニットのカーディガン
 ×パーカー

  →ベッドから出ているときにパジャマだけだと寒い場合には羽織ることもありましたが、室内が暖かいので使用頻度は高くなかったです。万が一寒かった場合を想定してパーカーも持っていきましたが着ることはなかったです。

・下着(ゴムが緩めのものが良いでしょう)
 普段使いのブラジャー
 生理用ショーツ
 ×普段使いのショーツ

  →緩めの下着というものを持っておらず困りました。ノーブラは苦手なので、普段使いのブラジャーを使っていましたが特に問題なし。ショーツは、普段使いのものの多くは手術創部にゴムが当たるので、おへそまで隠れるくらいの大きさの生理用ショーツを履いていました。術後は生理とは異なるのですが薄い出血があって生理用ナプキンを使うので、生理用ショーツのみで良かったかなと思います。

・生理用ナプキン(普通サイズ)
 普通サイズ
 ×夜用サイズ

  →上述の通り生理の出血とは違う薄いものであり、且つ退院時には殆ど出血もなくなるようなレベルだったので普通サイズで十分でした。ただ、羽根付きのほうが安心感があって良かったです。

・大人用おむつ2つ
  →手術当日に術衣の下に履き、術後もそのまま使い続けます。病院の売店で購入。1つしか使わず、残りは病院に寄付してきました。

・髪が長い方は髪用のゴム(ゴムはつなぎ目に金属が使われていないもの、飾りがついていないもの)
  →私は髪が短いので不要。

・洗面用具
 一般的な洗面用具セット(シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、体洗い用タオル、スキンケア用品。※いずれも旅行用)

・歯磨き用品
 歯ブラシ、歯磨き粉
 マウス・ウォッシュ

  →術後暫くは水分摂取が出来ません。その間、私はリステリンで口をすすいでリフレッシュさせてました。マウス・ウォッシュの持参はオススメです。

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・ティッシュペーパー
 ポケットティッシュ
 ×箱ティッシュ

  →数回鼻をかむ程度だったのでポケットティッシュで十分でした。

・呼吸練習器(トライボール)
 事前に外来で渡されていたもの
  →病院から指示されたので必需品なのですが、結局使いませんでした。

・(該当があれば)外来で処方された薬
  →鉄剤が余っていたのでそれを持参。

・腹帯1枚
  →保有者は持参。私は入院当日に病院の売店で購入。

・診察券、健康保険証、印鑑
  →印鑑は使用しませんでしたが、必需品として病院から指示があったので持参。

・入院保証金(4泊5日以上の場合150,000円)
  →クレジットカード払い可だったのでクレジットカードで。入院費用の精算もクレジットカード払い可でしたので、入院当日に売店で買い物をした以外には病院内で現金を使うタイミングはありませんでした。

■■■ (3)自己判断で追加したもの ■■■

・リップクリーム
  →必須です!かさつきます。特に手術直後はカサカサでした。

・ドライシャンプー(水のいらないシャンプー)
  →術後すぐは熱が出て発汗する一方、シャワーを浴びることが出来ないので当面のリフレッシュ用にオススメです。とはいえ、水のいるシャンプーほどの爽快感はないので、両腕に点滴の針が刺さったままだけれども動き回れるようになった時点では、ナースの方に頭だけシャワーで洗って頂きました。

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・体拭きシート×
  →シャワーが浴びられない間は、体を拭くために沢山のホットタオルを病院が毎日提供してくださっていたので、体拭きシートは使わずじまい。ホットタオルは非常に気持ち良かったです。

・ウェットティッシュ×
  →病室は毎日隅々までお掃除をしてくださるので使うことはありませんでした。

・香水
  →コットンに少し染み込ませて枕元に置いていました。術後に麻酔が切れて痛みと戦っているときや、熱で体調が優れないときには好きな香りで気分転換。

・ペットボトルの水
  →水道水が好きではないので入院当日に病院の売店で大量に購入。私は点滴が完全に取れるようになるまでが長かったうえに両腕に針が刺さっていたので、売店まで行く気になれず、事前に購入していたペットボトルが重宝。

・使い捨てのプラスチックコップ×
  →うがい用のコップだけではなく、マグカップも病室に常備されていたので不要でした。食事とおやつの度に必ず温かいお茶が頂けました。

・ストロー×
  →使用せず。

・耳栓、アイマスク×
  →使用せず。

・筆記用具&メモ帳&ポストイット
  →病室に病院のロゴ入りのメモ帳とペンが準備されていましたが、術後に排尿量を記録するのでペンは必需品です。私の場合は、入院中の暇つぶしに書類仕事をしていたので、その観点からも必須でした。

・延長コード&たこ足
  →ベッドの脇の柵に引っ掛けて寝ながら手の届く範囲に電源を確保し、iPadや携帯を充電していました。これは便利だった!

・PC & iPad(Kindle本含む) & 携帯電話
  →入院中はずっと点滴に繋がれていましたが、基本的に暇なので暇つぶしのものがあると良いです。

・LANケーブル & 無線LANルーター
  →病室にインターネット回線は引かれているので、出張時に持ち歩く超小型の無線LANルーターを取付けてインターネット環境は完備。おかげで自宅にいるかの如く快適に。

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・クリアファイル
  →入院時は、配布される手元保管書類と提出書類があるので、それを仕分けるために使っていました。

・メガネ(必要な方)
  →いつもはコンタクトレンズが多いのですが、面倒だったので、入院中はメガネを多用していました。

・ペーパーワークなど暇つぶし
  →点滴をつけたままですがベッドから動けるようになってからは、テレビをつけながらも、病室内のデスクでペーパーワークやPC仕事をしていました。入院前に終わらせるつもりだった書類仕事や、確定申告の準備、メールチェック、ニュースチェックetc。じっとしていられない性格なもので。。。

・キャミソール×
  →病室内が寒い場合を想定して持って行きましたが、十分暖かいので使用せず。

・退院時に着る服
 お腹周りに余裕があるワンピース
  →荷物を減らしたいので入院時にも着ていったのですが、お腹周りに余裕のあるワンピースがオススメです。腹帯がありますし、術後のお腹はポッコリしているので。

・靴下10セット×
  →入院中は医療用の着圧ストッキングを履いていますし、1度も履くことはなかった。

■■■ (4)持参すれば良かったもの ■■■

・低反発の薄いクッション
  →私は準備しなかったのですが、あったら良かった。私は病院のベッドマットが合わず、仰向けで寝ると腰に負担が掛かって痛かったので、手術直後から体の向きを頻繁に変えてました。腰の下に入れられる低反発素材の薄めのクッションがあれば快適だったろうなと思いました。

・DVD
  →病室にDVDプレイヤーが備付けだったので持って行けば良かったと思いました。病室のテレビは日本語のチャンネルのみだったので、英語が恋しくなりました。

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手術・入院はそれだけでもストレスになると思いますので、少しでも快適な生活を送れるよう、ご参考になれば幸いです。