高校から開邦に行った生徒さんが遊びに来る。
近況報告と合わせて内進生(中高一貫)と外進生(高校から)の話になる。
内進生は成績の上下が激しいというのだ。
当塾では前に中高一貫校生クラスがあったが、特に中2で「中弛み」をする生徒がいた。また、矢っと合格できるラインから脱せずに自信をなくしてしまう生徒などをたくさんみてきた。
特に公立中高一貫校では、私学に比べて手厚さがないため中弛みになることが多い感じがした。
中学受験ブームで「中高一貫校にいったら安泰」という雰囲気がある。
これは違う。中高一貫校=プラチナ地チケットではない。
合格から大学受験や夢への一歩なのである。
特に沖縄の私学は6年間原則途中で出ることはできない。
出るにしても一度公立に転籍をしなくてはならない。
その場合は十分な内申点がないことが多いので県立上位校への進学は対策と慎重さが必要である。
また、私学は各校とも特徴がある。
明確に医学部に行きたいなら昭和薬科。
国際感覚を持ちたいなら沖尚
いろいろやりたかったら興南
少人数制教育を望むならカトリック
といった感じである。
中高一貫校選択は慎重にすべきだ。