今日の練習では珍しく、長女・香里菜が号泣。
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指導者が厳しく指導してくれるなんて最高の幸せじゃないか。厳しく指導されるということは、指導者にとってものすごい体力や気遣いが必要。いち選手に対して真剣に向き合っていただき、時間と体力をかけていただく。こんな幸せで恵まれたことはない。


選手のことを日常生活でどうこう言うつもりはない。しかし、レスリングを取り組む以上、挨拶や礼節や、気配りやコミュニケーションは、絶対的に必要不可欠です。それは選手の"学ぶ"という行為の姿勢だからです。決して媚びろというのではありません。


学ぶ姿勢が出来ていない選手を誰が教えたいと思いますか?

練習姿勢が出来ていない選手と誰が一緒に練習したいと思いますか?


子供は時間がかかります。理解度も違えば、日ごろの私生活も違うでしょう。しかし、1人1人に合わせては、練習どころではなくなります。だからこそ、レスリングの練習では、それぞれの接遇を常識と思い、当たり前のように取り組んでもらいたいです。


最近はインターネットの普及でたくさんの成功法が出されているが、私は父親として娘に成功だけを経験してもらいたくない。自然な失敗や挫折も経験し、人間として強くなってもらいたい。
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私には2人の娘がいるが、特に冬子コーチは女性として女子選手の指導に対して素晴らしいと思う。私のような男性にはない感性で女児を指導してくれる。女性ならではの勘も働いてなのか、女性としての情動や精神面や体力面の限界も知っている。こんな恵まれたことはない。本当に恵まれています。


これからももっと泣いて強くなってほしい。目先だけの結果を求めるなら、もっと近道も裏道もあるだろう。

けど、私にも娘にも同じ目標がある。私達経験者は、選手を指導する上で、逆算しながら指導できます。

自分達の経験や回りの経験などを沢山見てきているため、選手達がどんな練習をしたらどんなパフォーマンスを発揮できるか逆算出来ます。


今やるべきことを大切にし、亀のようにコツコツ努力して取り組んでもらいたい。努力している人は見る人が見れば絶対に分かります。努力してきた人には、その選手が努力しているか否か、すぐに見抜けます。私は親として言えば、指導者に見せかけの優しさは必要ないと思っています。本当に優しく迎えるのは親御さんが最高の役割であり、指導者は選手の能力を向上させることが役割です。


しかし、私にも悩みがあります。噂では娘は同学年の歩美と「早く耳が腫れて餃子耳になりたいね。」なんて話しているようです....。小学3年生ですよ....。