平成23年11月26日(土)~27日(日)、港区スポーツセンターにおいて第4回 デストロイヤー杯 港区レスリング大会を主催いたしました。総勢565名の参加、誠にありがとうございました。何より参加いただいた選手の皆さまはもとより、大会運営にご協力いただいたFFC父母やアカデミア・アーザのみなさん、審判にご協力いただいた皆様には深謝いたします。本当にありがとうございました。
4回目にして500人を超える大会規模になり、正直戸惑いました。
第1回 76人 @ 1マット
第2回 133人 @ 2マット
第3回 284人 @ 4マット
第4回 565人 @ 5マット
おかげさまで毎年、2倍に参加人数が増えております。
同時に、マット数も倍に増えました。
港区レスリング大会のニーズが広まることは確かに光栄ですが、
色々と考えることの多かった大会です。
初志貫徹、この大会はチャンピオンもビギナーも
一同が挑戦し、喜び、悔しがり、そして次の目標を目指してほしい。
結果も大切ですが、それまでの過程を見つめなおしたり、
努力してきた成果を試せる機会を多く設けたい。
そのために敗者戦を行ったり、
全員に賞状やメダルを授与させていただいたりもしております。
レスリングはチャンピオンだけの競技ではありません。
強くなりたい、頑張りたい、と思う全ての選手達の希望や期待を
大人である我々が少しでも叶えられる・発揮できる場にしたい。
レスリングはアマチュア競技です。しかし、私は自分の経験からも、
レスリングは本当に素晴らしい競技だと思っております。
自分の宝物とする経験を更に良いものにして、
後生たちにも伝えていきたいと心底思っております。
これはFFCのみならず、レスリングに頑張る子供達、大人達、
または熱くサポートされる父母や関係者達に対する私の想いをこめて、
他にないパンフレットの制作やTシャツやメダルの制作、
チャリティ活動、敗者限定ポストカード、ステッカーなどにも注力しました。
また、レスリング体験でも沢山の子供達が参加してくださった。
みんな元気いっぱいに取り組んでいただき、私自身、改めて初心を思い出しました。
子供達が新たな事に挑戦するときの眼差しは本当に素晴らしいです。
ちょうど1年前にこのイベントに参加いただいた桐吾と恭吾、
それからコツコツと頑張って1年後の今大会で見事デビュー戦、そして初勝利をおさめた。
試合中の2人の表情をみて、心が熱くなりました。
一方、残念なことも沢山ありました。
まずは、審判や運営スタッフへの野次や罵声、これは本当に驚きました。
確かに組合せは非常に複雑であるし、放送も聞き取れない部分もありました。
抗議自体の本意は分かりますが、それは別の表現もあると思います。
このような大会はボランティアで成り立ちます。
審判やスタッフの多くは子供が試合に出場している中、
大会を運営するために協力いただいております。
指導者や父母が子供の目の前で、そのような行為がなされることは、とても不快でした。
そのようなクレームは、たいてい自分のチームへのパフォーマンス行為が大半だと思います。
進行に関しては、各代表に1週間前に組み合せを送付しています。
大会のイメージや敗者戦の仕組みなど、事前に理解頂けたと思います。
ご理解いただけずに大変残念でした。
次に、計量に関してです。
「いつも港区大会は計量ないってコーチがいうから、1つ階級を下げて出た。」
と子供の選手同士が話しているのを聞きました。正直、ビックリしました。
また、「せっかく減量したのに計量ないなんて・・・」と言っている方も多々おりました。
大会は公平に運営するものですが、計量する・しないに限らず、
エントリー階級をオーバーせずに出場することは当然のことです。
そのような言葉が出ること自体、とても悲しいことです。
最後に審判帯同です。
全国大会など連盟事業ではないため、
大会予算は選手の参加費のみで賄われます。
審判は各クラブ1名の帯同審判を要請しました。
しかしながら、45クラブ中、8クラブのみでした。
5マットの運営を8人では到底できません。
結果的に大学レスリング部の公式審判や、
外部よりたくさんの審判にお越しいただき、なんとか運営出来た。
港区大会に出場しないクラブからの協力もありました。
これは結果的にFFCのみの問題ではなく、
審判に来てくださったコーチの皆さまにとっても、
一緒に考える機会になり、そして1つの新たな施策になりそうな展開になりました。
結論、来年の港区大会は帯同審判1名以上の派遣は必須にします。
また、クラブに審判が不在の場合も鑑み、
大会初日に審判講習会を開催し、レフリーの養成ならびに育成の場にする。
これは当方だけではなく、様々な関連もあるのでしっかり準備していきたい。
同時に、運営スタッフも2名の協力をお願いしようと検討しています。
タイマー係に1名、進行係に1名、協力いただきながら、
みんなで大会を成功させていきたいと思っております。
先述したクレームに関しても帯同審判を派遣されないことに関しても、
多数からの報告をまとめると、どちらも非協力であったクラブが大半でした。
ローカル大会であるが故、みんなで作り上げるという共通の思いのもとで、
大会を充実・成功させたいと思っております。
正直、来年は実施しないことも考えました。
何のために・・・とも思いました。違った方法でも・・とも思いました。
しかし、全体の結果を良くみると、
1回戦に負けた同士が敗者戦で対戦した際に、
みんな良い勝負をしているのが目立ちました。
また、裏通路でおそらく負けてメダルをもらいながらも泣く子に対して、
親御さんが「でも頑張ったでしょ!メダルもらえたんだよ!」と励ましているのを
目の当たりにすると、良かったなとも思いました。
FFCの子供達も、いわゆるホーム試合になりますから、
非常にリラックスした状況で試合に挑めた子がほとんどだったと思います。
チャリティ活動は、非常にたくさんの反響をいただきました。
クラブにてTシャツを制作し、売上金全額を寄付いたします。
また、配布できなかったTシャツや選手用Tシャツに関しては、
被災地のレスリング団体に寄贈することを検討しております。
温かいご協力、誠にありがとうございました。
大きな事故や怪我がなく、無事に大会が終了することができました。
本当にたくさんのご協力まことにありがとうございました。
今後については、時間をかけて検討していきたいと思っております。
個人的には
「レスリングが好きになる大会」
「レスリングの目標が出来る大会」
を目指していきたいと思っております。
私が一番、レスリングをやっていて良かったと思えるのは、「いま」です。
それは小学校から続けてきたレスリングの集大成が、「いま」形になっているからです。
当時は厳しいことも悔しいこともたくさんありました。
色んな人に迷惑をかけたり、協力していただいたりしながら成長できました。
それを思い出しながら考えたことは、
「いま頑張っている事は、未来にしか分からない」
ということです。
選手達の頑張り、
父母の支え、
そして私のやってきていることが、
「いま」分からなくとも、
それが分かる「未来」を楽しみに、
気長に待とうと思います。
レスリングは歴史が古く、これには競技性だけではなく、
社会性や人間性にも深い意味合いがあるに違いないと思います。
勝ち負けだけではなく、目標に到達するまで、到達できなくとも、
そこを目指した過程できっと何かを培えるはずです。
もっとレスリングの魅力や奥深さを自分自身も理解し、
広めていきたいと思っております。
長々となりましたが、
第4回 デストロイヤー杯 港区レスリング大会が無事に終了したのは、
少しでも私を気にかけて、このブログを読んでくださる皆様のおかげでもあります。
本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
フィギュアフォークラブ 監督
港区レスリング大会 実行委員長
本多尚基
