リチウム電池の爆発防止法として
爆発時を誘起すると見られる二酸化炭素などのガスの吸収剤をつかうという
ユアサによる特許が申請されている。
発生するガスとは:
【0036】
電池ケース3内部に発生するガスは、例えば、リチウムイオン電池の場合、CO、CO2、CH4、C2H4、C2H6、C3H6、H2等が挙げられ、その総量は約30〜200[l]、70Ah級のもので約175[l]、ガス噴出速度は約5〜20[l/sec]である。

そしてガス吸収剤(電解液吸収剤ともいっている?)とは:
0053】
以下、分子化合物を形成する材料(1)多孔質シリカ、(2)ケイ酸カルシウム、(3)メタケイ酸アルミン酸マグネシウムの3種類と、一般的な吸着材(4)活性炭、(5)ゼオライトの2種類、計5種類のガス吸収材を用いて、ガスの吸収量を比較した。比較対象とするガスは、リチウムイオン電池より噴出するガス成分の例として代表的な電解液成分である、ジメチルカーボネート(以下、「DMC」という。)を用いた。


それで成功したのだろうか?