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1.ウソタンナイ砂金採掘公園(北海道枝幸郡浜頓別町) 1898(明治31)年に、枝幸地方で空前のゴールドラッシュが起こった。ウソタンナイ(ナイは川という意味)がその中心で、わずか2年ほどしか続かなかったが、769グラムもある日本最大の金塊(右の写真)も見つかっている。 1985(昭和60)年にできた砂金採掘公園では、今でも砂金採りが体験できる。全国の施設の中で、採れる量ではここがナンバーワンだろう。
2.天平ろまん館(宮城県遠田郡涌谷町) 749(天平21)年、わが国で初めて金が採れたとされるのがここ涌谷。献上された砂金は、奈良の大仏の塗金(金メッキ)に使われたという。それを記念して建てられた「天平ろまん館」には、屋内でできる砂金採り体験施設がある。
3.鮎川鉱山砂金採り体験場(宮城県石巻市牡鹿町) 鮎川鉱山は、伊達政宗が開いた金鉱山。周りでは森林浴もできるし、昔の砂金採りの道具も展示されている。
4.北月山荘[きたがっさんそう](山形県東田川郡庄内町) 砂金採り用の特別な施設があるわけではないが、月山方面への登山者がよく泊まる温泉宿の「月の沢温泉・北月山荘」でたのめば、立谷沢川の昔の砂金採り場へ案内してくれる。ほんとうは、川の上流に大粒の砂金が採れる穴場があるらしいのだが……。 (問い合わせ先/北月山荘 電話 0234-59-2137) |
日本では砂金のとれるところがこんなにもある。