小林、益川さんらといっしょにノーベル物理学をとった南部陽一郎さんの
天才を西村肇さんというひとが語っている。ここ
このときのノーベル賞は組み合わせがおかしい。
小林、益川さんの二人を選考したのだが
ノーベル賞は3人まで同時に受賞させられるのでついでにすぐれたと
評価の高い南部さんを付け足したという印象を受ける。
この南部さんを崇拝している西村肇さんという化学者が南部のおっかけとなって
その秘密を調べ上げたのがこれ
とてもよく書けている:



日本人が世界に誇れる天才は南部陽一郎 その仕事とは

            南部陽一郎の独創性の秘密をさぐる (1) 2009 2月号

最初の論文がすでにノーベル賞クラスだった南部陽一郎
            南部陽一郎の独創性の秘密をさぐる (2) 2009 3月号

本格的大仕事まで8年間のトンネルを貫通した南部の精神

            南部陽一郎の独創性の秘密をさぐる (3) 2009 4月号

私はフェルミラボにいた時代にそのころテバトロンの超伝導磁石の磁場測定の
責任者であった山田博士の自宅のパーテイで南部さんにあった事がある。
このときわたしはアメリカについたばかりで二人の子供をはじめて
ベビーシッターというものにあずけた。
その長女のほうが杏こぐまさんで次女がブロッグにでてくるミミちゃんだ。
この二人は初めての経験で私たちがパーテイーからかえってくるまで大泣きをしていたという
そういう思い出がある。