サムライ（武士道）

サムライを悪くいう人は少ない。
敬意をこめてつかう場合のほうが多いだろう。
トムクルーズのザ　ラスト　サムライ
はアメリカから日本のサムライ精神をもった男として敬意を表していた。
三島由紀夫はサムライ精神の大本の葉隠れを持ち上げ、自身もへたな剣道であったが
サムライ（武士道）を己のイメージアップに利用した。

真実はサムライは権力者に盲従させられるイヌであったのだのだが
それを隠すために、あるいは、価値観を付与してエクスキューズをあたえるために
武士道をつくりあげたものだ。というのはうがち過ぎだね。
；）

”己を殺し主君に捧ぐ”は
利用価値はあるもんね。

しかし
このサムライ精神がイタリアで敬意を払われているという。
サッカーの長友選手のおかげらしい。

一個の人間が国の価値観を動かすことがあるのか。