「一点突破だ!」

「了解!」

ゲシュペンストとA・ストライクの機動力で敵陣を駆け抜ける。

「(クッ、ライフルはもう使えないな・・・!)」

「…敵艦を発見しました!」

「よし、回り込め!」

フェルトは左、キラは右から回り込む

「(決定打を与える良い方法は・・・!)」

とっさに俺はプラズマ・カッターを払い、跳躍する。

「うおぉぉっ!」

そのままエンジン部に急降下、突き刺す。

同時にキラはライフルを打ち込む。

レセップスは沈黙、戦闘行動は不可能となった。

「やったか!?」

「…あの人がいない…!」

「砂漠の虎か…!」

そのとき、砂塵を巻き上げながら近づく一機の機影が!

「バクゥ・・・!?いや、指揮官だ!」

「バルドフェルドさん!」

同時に残存部隊のバクゥ、アジャイルが多数接近する

「雑魚は任せろ!」「はいっ!」

指揮官と交戦を開始するキラの邪魔をさせないために、俺はバクゥに吶喊した。

レール・ガンを撃ちながら接近するバクゥ小隊

サイド・ステップでかわしつつ、距離を詰める

3機のバクゥとゲシュペンストが交錯した瞬間、一機のバクゥの首が刎ねられていた。

そのまま飛び上がり、正面のアジャイルを両手で掴む。

そして後ろから来たミサイルポッドの盾とする。

「・・・っ!」

我ながら無茶な行動だと苦笑いする

間伐を入れずに急降下、バクゥの頭を蹴り潰す。

正面よりアジャイルの機銃を受けながら、ハンマーナックルの要領で叩き潰す。

「後一機!!」

バクゥと対峙する。

「武器は・・・ジェット・マグナムか・・・!」

バクゥが突進してきた!

飛び掛ってくるバクゥに対して

「距離を・・・詰めすぎだぁっ!ジェット・マグナム!」

左手で強烈なアッパーをかました。

バクゥは吹っ飛び、仰向けになり、行動を停止した。

パイロットが転げ落ち、逃げ出した。

「…あのバクゥ、捕獲できるな・・・っとその前に!キラ!」

左を見ると、ストライカーパックを外したストライクが特攻してきた指揮官バクゥにアーマーシュナイダーを突き刺していたところだった―

「僕は・・・僕は・・・殺したくなんてないのにぃっ!」


…ザフト軍は軒並み撤退、アークエンジェルは北、テスラライヒ研究所へ向かった。

俺はバクゥを抱えて帰還

そして驚愕の事実が


…何とゲシュペンストの脚部、バランサーに負荷がかかりすぎていた。

整備班が泣きながら修理を始めた

「急降下キックはやめてください」

…だそうだ

そしてアークエンジェルは研究所へ・・・