マヨール広場

35年前のスペイン

 35年前に訪れたスペインでは日本人に会うことは稀でした。当時、人気の旅行先は、アメリカ、ハワイ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリアあたりだったと思います。

 スペインの人たち(とは断定できませんが。)が私たち(妻と二人で行きました。)を見て、よくチーノ(chino:中国人)と言っていました。今はどうか分かりませんが、当時は東洋の顔をした人は中国人と認識されていたようです。

 スペインの食は豊富です。イベリア半島にある国なので、海産物が豊富です。イベリコ豚も有名です。食文化に優れた日本人が訪れてみたい国です。

 

マドリード(Madrid)

 マドリードの町をよく歩きました。フロリダノルテ(Florida Norte)というホテルに泊り、グランビア通り(Gran Vía)を何度も歩きました。マヨール広場(Plaza Mayor)、王宮(Palacio Real)、レティロ公園(Parque del Retiro)などを散策しましたが、街中を歩いているだけでも満足でした。まったく別の世界にいて、解放感を味わうことができました。

 初めてレストラン(Restaurante:レスタウランテ)に入ったとき話です。妻と二人で入りました。憶えているだけでも、パエリア(paella:パエージャ)、うなぎの稚魚(angulas:アングラス)、スペイン風オムレツ(tortilla de patatas:トルティーヤ・デ・パタタス)、赤ワインに果物を入れて味をつけた飲み物(sangría:サングリア)、ビール(cerveza:セルベッサ)を「ウノ・ウノ(一つ・一つ)」と言って注文したら、手振りでストップがかかった。2つずつ同じ物が出されました。しかも量が多い。半分も食べきれず、飲み切れず、大変な思いをしました。スペイン語はちょっと勉強しただけだったので、失敗が多い旅でした。でも、思い出の多い旅でもありました。

 ファーストフード店は、グランビ通りだったと記憶していますが、マクドナルドがありました。ほかには見当たりませんでした。今はどんな感じなのでしょう。自動販売機はほとんどなかったと思います。あってもお金を吸い取られるだけでした。でも、これは日本が特別だということであったようです。多くの国では、今でも昔でも自動販売機は壊されて、中身は盗まれてしまうということが多いようです。