退職したので仕事関係の苦悩から解放されました。苦悩というと漱石の小説を思い浮かべます。漱石の苦悩は並たいていのものではなかったと思います。
漱石は大好きです。子どもの頃は、「吾輩は猫である」と「坊ちゃん」でした。次に「こころ」でしょうか。「こころ」は3回読んだと思います。今は母親となった娘はもっと読んでいるようです。すらすらと「こころ」の内容が思い浮かぶわけでもありません。kindleでマーカーを入れたところを見返すと、こんな件がありました。「自由と独立と己れとに充ちた現代に生まれた我々は、その犠牲としてみんなこの淋しみを味あわなくてはならないでしょう」100年以上前の小説の中で、現代人の苦悩を暗示しているようです。漱石はスゴいと思います。
私の場合、読書といえば漱石です。作品を読み返すと、漱石の奥深さをあらためて感じます。読み返さない方がよかったと思うところもあります。漱石は興味深い。
『吾輩は猫である』を読み返しました。今は『坊っちゃん』を読んでいます。その後は、前期三部作『三四郎』『それから』『門』、次に後期三部作『彼岸過迄』『行人』『こころ』、最後に『明暗』を読み返す予定です。
漱石をテーマにしたブログサイトはたくさんありますが、自分なりに漱石を読み解いて、自分の漱石サイトを作りたいと思っています。