最初は、
やっぱり 嬉しかったお話しから !
一柳 明さんと言う方が書かれた ” 再生不良性貧血からの生還 ”
という本を読んで、
私は奈良県から、こちらの名古屋の病院へ転院してきたのですが、
その著者である 一柳さんが、
突然お見舞いに来て下さいました。
何と、その病院にお勤めをされていて、
一柳さんの本を読んで転院して来た患者がいると
担当医が伝えてくれたようでした。
とても優しそうで 朗らかな一柳さんは、
本に書かれている以外の裏話などもしてくれて、
楽しく 笑わせてくれました。
全く病気をされたとは思えない雰囲気で、
はつらつとしたお姿を見ることが出来て
私はプラスのパワーをもらえた気持ちになり、
生きる希望を持つことが出来ました。
(一柳さん、本当にありがとうございました!)
~話はマルクの結果に移ります~
ALGで助かった一柳さんでしたが、
私の方は、残念ながら のらりくらりと低空飛行をしていました・・・。
ただALGは、一旦ひっくり返すような治療方法で一度血液データは低くなっていき、
上手く行けば、1か月後位から造血してくる。というものでした。
一か月が経ったので、骨髄に造血する種があるかを調べる
マルク(骨髄検査)をすることになりました。
マルクをした時は、先生が 「うんっ 何か 良さそうな感じやぞ」
と言ってくれていましたが、
いつも結果を伝えに来てくれるはずの先生が、
お昼すぎ、夕方、夜。
いくら待っても
その日やって来ることはありませんでした。
何となく胸騒ぎはしていました。
結果は、
やはり全く造血はしていなかったようで、
このままでは、命に時間がないことから
先生は、骨髄移植をする為の用意を、
その日奔走してくれていたようでした。
そして実家に、担当医から
「ALGは効いていませんでした。
骨髄移植をする為のお話しがあるので、
病院へ来てください」と電話がありました。
とうとう
私に残された治療は、
最後の手段、骨髄移植だけとなってしまいました。
(つづく)