Escape R3 トリガーシフト化 | CYCLE HOLIC

Escape R3 トリガーシフト化

数年前から構想だけは継続していたEscape R3(2006年式)のトリガーシフト化を行いました。

ロードバイクを購入してからは、Escape R3に投資することがほとんど無くなっていた
のですが、ロードバイクも2台目になると、たまにはR3にも投資してあげないといけない
ような気がしてきましたので(笑)


新たに入手したのは、

ALIVIO SL-M410 (3x8段)
あさひ価格¥3,827(税込¥4,018) 標準価格¥4,253(税込¥4,466)
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ALIVIO RD-M410 Rメカ
あさひ価格¥2,881(税込¥3,025) 標準価格¥3,201(税込¥3,361)
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必要は作業のほとんどは、部品を交換するだけで済みます。
が、SRAMのRDのケーブルの取り回しとSHIMANOのケーブルの取り回しが異なりますので、
シフトワイヤーケーブルのアウターケースの長さが違ってきます。
そのため、新しいアウターケースが必要になってきます。
(アウターケースとは、要するにシフトケーブルのワイヤーが中に通っているチューブのこと。
RDの近くにあります。)


これは、別途手に入れる必要がありますが、一番手っ取り早いのはシマノのシフトケーブルセットを
購入することでしょう。アウターケースしか使わないので勿体ないのですが、この際予備として
購入しておくのも良いと思います。ケーブルのアウターキャップやインナーキャップも付属して
いますし。(キャップとはケーブルなどの端の処理に使うものです。)


シマノ DURA ACE シフトケーブルセット Y60098080
あさひ価格¥1,279(税込¥1,343) 標準価格¥1,421(税込¥1,492)
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道具は、6角レンチ、ラジオベンチとケーブルカッターが必要です。
ケーブルカッターはシマノ製は4000円くらいしますが、メーカーを選ばなければ2000円くらい
で入手可能です。
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くれぐれもニッパーなんかで代用しないように。悲惨なことになります。


文字ばっかりでは退屈ですね。
交換後の画像を見てみましょう。

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グリップシフトは、無駄にスペースが必要でしたので、随分すっきりしました。
ケーブルの取り回しも楽になりました。

左右はそれぞれ、こんな感じ

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リアディレイラーは、ロードバイクと同じです。
随分とかっこ良くなりました。

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肝心の変速性能は。。。


もう、最高です!!

指でカチカチするだけでシフトが決まるのは快感です。
もっと、早くトリガーシフト化しておけばよかった。

Escape R3の改造の中では一番安上がり、かつ、効果の大きい改造だと思います。


グリップシフトのときに、ハンドルバーを左右35mmづつ短くした上にバーエンドバーをつけていた
ので、シフターが中央に寄ってしまって格好悪かったのですが、それも解消できました。

ハンドルを短くしたい方にもトリガーシフト化は必須作業ですね。


調整作業は、本を読みながらやれば大丈夫でしょう。
でも、どの本にも書いていない大事なことがありますのでご注意を!

ディレイラーの調整に必要なのは、ますきちんとシフトケーブルを適切なテンションで張っておく
ことです。
シフトケーブルを適切なテンションで張ってから、さらにテンションのアジャスターで調整します。
アジャスターボルトでディレイラーの可動域の調整を行うのはそれからです。

ネットだと、こちらのサイトが丁寧でわかりやすかったと思います。


最近は、自転車屋さんも態度が変わってきて、適切な工賃を払えばRDの調整も行ってくれますので
どうしても、調整が上手にきまらない場合は、自転車屋さんに聞いてみるのも良いかもしれません。