「三河の仏塔巡り」。

 

2番目に訪れたのは、

 

 

名鉄名古屋本線の「知立」駅から徒歩15分ほどで辿り着いた、知立神社。

 

古代の日本武尊の時代に創建されてから1800年以上の歴史があると伝わり、江戸時代には熱田神宮、三島大社と合わせて「東海道三大社」の一つに数えられた名社です。

 

 

 

鳥居の向こう側、駐車場の脇には、お目当ての多宝塔が見えています。

 

 

現在は「知立神社」ですが、江戸時代には「池鯉鮒大明神」とも呼ばれていたそうで、どちらも読み方は「ちりゅう」。

 

それに由来しているのかどうか分かりませんが、

 

 

拝殿へと向かう太鼓橋が掛かった池には、

 

 

鮒っぽい石像と、

 

 

鯉がたくさん泳いでいました。

 

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さて、今回の目的である多宝塔ですが、実は全国的にも珍しい存在。

 

 

昔の日本では、日本古来の神様と仏教が結びついた「神仏習合」の考え方によって、神社に付属した寺院である「神宮寺」が置かれていました。

 

それに伴い、神社の境内に仏塔が建てられていたのも、特に珍しくなかったようです。

 

しかし、明治維新後、神社と仏教を切り離す神仏分離令によって、全国の神宮寺は消滅。

それまで神社にあった仏塔の大半は取り壊されるか、他の寺院に移築されました。

 

そんな流れの中、知立神社では、塔内に祀られていた御本尊と仏壇だけを他の寺院に移し、書物を納める「文庫」とした事で、塔の取り壊しを免れました。

 

その結果、現在でも神社の中に残る仏塔として、貴重な存在になっています。

 

ちなみに、御本尊は、まだ他の寺院に安置されたまま。

 

 

平安時代の西暦850年、神宮寺が作られた時に建てられたとされる多宝塔。

 

現在も残っているのは、室町時代の西暦1509年に再建されたものです。

 

 

駐車場に隣接している重要文化財。

 

最近のニュースを見ていると、誰かが「アクセルとブレーキを間違えた」とか言って、勢い良く突っ込んでしまいそうで心配です…。

 

 

 

 

高さ10メートルと低いものの、妙に渋くて存在感のある塔です。

 

 

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帰り道、知立駅にて、知立名物のお菓子を購入。

 

 

江戸時代から親しまれてきた地元グルメ、「大あんまき」です。

 

もっちりとした生地で餡子を包んだ、長細い生菓子。

 

お土産として家に持ち帰り、電子レンジで1分ほど温めてから食べてみました。

 

 

おおっ、美味しい。

温めて大正解です。

 

鯛焼きや大判焼のような感じで、もっちり食感と程良い甘さが口福なり。

結構大きめなので、一つでも十分満足。

 

 

他にも、白餡やカスタード味が売っていましたが、そちらも食べてみたかったなぁ。

 

 

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