国の重要文化財に指定されている三重塔の中で最も低いのが、石川県の那谷寺にある塔。

 

 

15~25メートルくらいはある他の塔と比べると、確かに小ぶり。

 

1層目の大きさに対し、2層目・3層目は一気に細く絞り込まれているので、全体的に重心が低くドッシリとした印象を感じます。

 

人間に例えれば、小柄でガッチリとした「豆タンク」型の体形かな。

 

 

西暦1642年(江戸時代)、徳川将軍・家綱の生誕祝いに、加賀藩主の前田利常が建立。

 

一層目の壁面や扉には、唐獅子や牡丹など様々な彫刻が彫り込まれていて、なかなか美しい塔です。

 

 

常に扉が開いていて、中に祀られている御本尊が見られるのも珍しいですね。

 

他の場所の塔だと、御開帳の日しか見られない場合が大半ですからね。

 

 

塔内に祀られている大日如来像は、鎌倉時代に作られたもの。

 

元々は本堂内に祀られていましたが、南北朝時代に戦火に巻き込まれそうになったところを運び出され、この三重塔が建てられた時に祀られました。

 

 

 

 

 

 

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