孫姫マアヤから「YaYaはノビオ(スペイン語で恋人のこと)いないの?」と聞かれる。彼女の友人の祖母たちはシングルでもノビオ

がいるおばあちゃんが多くて、私に恋人がいないのが不思議の

ようだ。「YaYaは犬も猫もノビオもいらない、一人がいいのよ」

と答えるけれど、マアヤがどの程度理解しているかは不明。

何せスペインは高齢者恋愛が超盛んな国、お客さんにも時々聞

かれるので私が一人でもOKな理由を考えてみた。それは私が

ラテンダンスでバーチャルラブを楽しんでいるから。老若関係

なくもの凄く気持ちよく躍らせてくれる男性も少なからずいる。

 

そんな相手とはその3~4分間私はバーチャルラブの世界に

いる。もちろん相手は知る由もない。誰も傷つくことなく曲が

かかっている間は本当の恋人同士のようにその相手との関係

を楽しむ。これはもう私個人が感じているダンスの醍醐味だ。

 

こんな風に楽しむようになったのは、やはり元彼とも別れ、シン

グル暦が長くなってからである。以前も言ったけれど、好みの

男性の年齢は全然変わらずに私一人が年とっていくから、

現世ではもうノビオを持つのは不可能に近いことがわかって

いるので、せめてラテンダンスのロマンチックな曲の間だけの

恋を楽しませてくださいな。