なぜ母がこの宗教に入ったのか‥


今、そこを整理しています。


母さえ、この組織に入らなければ、

ここまで家族がぐちゃぐちゃにならなくて済んだかも?


‥そうだと思います。


家では悲鳴と怒号が飛び交ってました。


珍しくもありませんが、真の宗教というものに関わったら元より酷くなりました。

組織がもたらしたのは、本当に腐った実ばかりです。






母がこの組織に入信した理由

その1 

父がDV夫だった。


その2

孤独だった。

知らぬところに嫁いできて、

義理の家族とはうまくいかないし、

父はほとんど家にいなかった。

誰でもいいから、話をしたかったのではないか。

そこへ、聖書を持ったJWが現れた。


その3

何でも信じる性格だった。



母は正確な情報というものに、かなり無頓着でした。

母は父とうまくいっていなかったので、自分を慰めてくれる、自分に都合が良いと思える情報を好みました。

楽園の希望などは、すんなり受け入れたようで、かなり執着していました。

苦しみのない楽園で、もう一度人生をやり直すのだと言って、そこで生きる事を熱望していました。

組織の言うことには、熱心に従っていました。

なりふり構わず、開拓奉仕をしていましたし、

組織おすすめのムチにも熱心でした。

楽園に行くために必死のように見えました。

母にとっては、それが救いだったのでしょう。




組織の「文字通りのムチ棒で子供を打ちこらせ」の命令も、母にとって本当に都合の良い命令でした。

イライラしたら、神の名のもとに公に子供を打ちこらし、良心が痛むこともなくスッキリする事ができます。




私があまりにもムチが嫌で、逃げ回った事がありました。

母はかなり怒って大声をあげながら、執拗に私を追いかけ回しました。

後ろから襟首を捕まえられ、そのまま倒されると、

うつ伏せの私の上に馬乗りになって、ゴムホースをいやというほど私に振り落としました。

ホースが頭や肩にガツガツ当たると、その衝撃が脳に大きく響き渡って、意識が飛ぶかと思いました。

ひとしきり私を打ち叩いて満足すると、何も言わず立ち去って行きました。

叩かれたせいで背中が熱を帯び、特に右耳は焼けるように熱くなったのを覚えています。

そっと触ったのに痛みが走りました。

どうやらホースが耳に当たった時に、皮が剥けたようでした。

心拍に合わせて頭と耳がズキズキ痛みました。

なんだか泣けてきました。

なんでこんなに叩かれなければならないのか‥





逃げ場が無くて、

どっかに消えたい気持ちが親や組織にわかるかな‥





子供へのムチを、神の愛だと推奨してきた組織。

私の周りでは、耳を塞ぎたくなるような、もっとひどい仕打ちを受けた子供もいます。

誰だか知らないけれど、

そんな事は昔の話だし、一部の親が行き過ぎた体罰を与えただけだなんて、本当にひどい事を言いますね。

私の盲信の母は、組織のムチ棒のススメがなかったら、こんな鞭打ちなどしなかったでしょう。

組織の指示さえなければ、多くの子供が虐待を受けずにすみました。







いつもムチの話ばっかりになります。

トラウマになってるんだなあ‥と思います。