父が退院して1週間。
えっ?まだ1週間!?www
ブログを書く余裕もなく…
目の前で起こることに対処しながら
絶対にできない!と思っていたシモのお世話も 気づけば何とも思わずやっていて。
何から話せばいいか分からないほど色々あったけど、
今日は父と一緒に動画を観ながら
「こうやってやるんだってさ~お父さんも覚えて自分でも上手く取り替えられるように頑張ってみようぜ!」と
リハビリパンツと尿とりパットの付け方のお勉強した(笑)
退院してからの父は
トイレには行くものの、
オムツはいつも汚れている。
トイレに間に合わないのか、便意や尿意が分かりにくいのかは 未だに答えが分からない。
尿とりパットも父が自分で付けるとズレてしまって、リハビリパンツまで汚れてしまう。
いっそリハビリパンツだけでいいんじゃないか?と考え始めていたけど、
今日一緒にお勉強したからもう少し様子を見てみようと思っている。
間に合わなくてもトイレに行く習慣だけは続けてもらっていて、
たまに間に合うこともある👍✨
「オレ入院中一睡も出来なかった」
と退院した日に父は言っていた。
が、昼間車椅子でウトウトしていることは看護師さんに聞いて知っていた。
「1ヶ月も寝てないんじゃ大変じゃん!今夜は家でゆっくり眠れるといいね!」
と皆で言っていた翌日…
「昨夜はぐっすり眠れたよ!」という父に、「良かったね~!」と家族も喜んだけれど、
ベッドから起き上がる時によろけて転んでいたのが気になった。
地域包括支援センターの方が訪問した際に
体力が落ちて足腰に力が入らないようで朝起き抜けに転んだようなので、
介護用ベッドを使った方がいいのか?
ベッドに手すりを付けたらいいのか?
相談していた時だった…
「昨夜は睡眠薬を飲んだんだよ!!」
と突然の父の告白。
「退院の時に睡眠薬はもらってきてないでしょ?前にあったやつは私が処分したのに、どこにあったの!?」と聞くと…
「そこ」と指をさされたその先に、
過去に処方された睡眠薬が入った小さな引き出しがあった。
こんなところに隠し持っていやがったのか~!
見つけられなかった私も悪いが
母の目を盗んでコソッと飲んだ父も悪いぞ!!
その小さな引き出しごと持ち帰ろうとすると、父がものすごく抵抗するので
「意地悪したいわけじゃないの。でもお薬は内科の先生のところに行ってちゃんと処方してもらってからにしようよ。ね!約束して。」
と話してみたものの…
結局父は毎日睡眠薬を2種類飲んで眠っていたらしい。
早々に内科の予約を取って父と診察に行った時に、「以前処方されていた睡眠薬を2種類飲まないと眠れないと父は思っていて、止めても勝手に飲んでしまうんです…」と先生に相談してみた。
「じゃーね、今出してる1種類の睡眠薬の半量の錠剤があるから、それを2錠出すので、まず1錠飲んで、眠れなかったらもう1錠追加で飲んで寝てみて。1錠で効けばそれでいいし。」
と父に説明してくれた。
父はいつも通り2種類の睡眠薬を出してもらえると勘違いしているようなので、
「今度は同じ種類のお薬が2錠出るからね!前と同じじゃないから気をつけてね!」と言うと
父は首を傾げながら「分かんね…」と言う。
先生がもう一度説明してくれたけど、やっぱり分からない様子なので、「帰ったらゆっくり説明するね!」と話すと先生も「お願いします」と言って診察が終わった。
先生は 父が睡眠薬を2錠飲めば気が済むと思って こういう処方にしてくれたんだと思う。
でも父は 薬の名前を覚えているから、2種類でないと納得しないかもしれない。
私は 父がこれまでの薬の量が何mgかを覚えていなければいいな…と思いながら父を車に乗せ帰りの道中で少し話をした。
「あのさ、お父さんが倒れた日ね…このまま死んじゃうんじゃないかって本当に心配したんだよ。だけどこうして無事に家に帰って来れて本当に良かったって思ってるの!」
「あん時はオレも死ぬかと思った」
「でしょう!?命拾いしたんだからお父さんも今なら分かるでしょう?また倒れる前みたいに勝手に薬を増やしたりして自分で自分の命を縮めるようなことはしないで欲しいの。」
「そうだなぁ」
「家で暮らせるのが一番でしょう?また入院になったらお父さんも嫌だよね?」
「家がいい。もう入院は嫌だ!」
「だからさ、お医者さんでもらった薬はちゃんと量を守ろう。そうじゃないとまた胃潰瘍になっちゃう。飲んだか分からなくならないように朝昼夕って分かるようなお薬のケースに入れるから、私に管理させてよ。」
「わかったよ!」
「じゃ、今まで残ってた薬は一旦私が処分するから、今日から仕切り直しね!」
「はいはい!分かりました!」
私は小さなガッツポーズをしつつ
父の気が変わらない内に
家の引き出しに隠してあった薬を全部回収した。
月~日、朝昼夕寝る前に区分けされたピルケースを2つ買って、全部に薬を切り分け、そのケースは母が管理し、父には場所を教えないことにした。
「お父さん、今夜から睡眠薬はまず1錠だけ飲んで、眠れなかったらもう1錠飲むんだよ?すごく効いちゃうと困るから飲んだらすぐにお布団に入ってね!もしトイレに行く時は薬が効いてて足がもつれないようにゆっくり気をつけて歩こうね!」
「分かった、気をつけるよ…」
2錠飲んでも前に出されていた1錠分と同じ量だということはどうやら分かっていない模様。
実質睡眠薬を1錠減らせたことになるんだよ、お父さん!!
そして翌日…
「一睡もできなかった!!」
と父は言った(笑)
夜、母がピルケースから2錠出して
父はまず1錠を飲んだ後、少ししてもう1錠飲もうとした時に薬をゴミ箱に落としてしまったらしい。
2人でゴミ箱をひっくり返して探したけど結局見つからず、母はそれ以上薬を出してくれずにそのまま布団に入ったとのこと。
「それは仕方ないね、今日はお天気がいいから少し外を歩こうか。お日様に当たると夜よく眠れるかもよ?」
と言って父を散歩に連れ出した。
散歩といっても家の前の歩道を数m。
2往復した。
1往復目は杖をついて。2往復目は杖をなくして2人で「いっちにーいっちにー」と声を出しながらゆっくり歩いた。
疲れたと言うのですぐに家の中に入り
そのままソファーで横になってしまう。
数時間後…もう1回歩く!と言うので同じコースをまた2往復。
少し休んで夕方父をお風呂に入れて
緑内障の目薬をいくつかさして
母とダイニングで話していると
ソファーから父の大きなイビキが聞こえてきた。
ちょっと早いけど…(^^;)
よく眠れているようでなにより!!
また明日「一睡もできなかった!」って父は言うんだろうけど、イビキかいて寝てる姿をバッチリ【●REC】撮ったかんなー!!(笑)
今日近くのホームセンターでオムツが安い!とチラシを見ていた父が教えてくれたので、帰りに買ってから帰宅。
あんなに穿くのを嫌がっていたのに(笑)
ナイスな情報ありがとう!!😆👍✨
色々あるけど…
ほんっと大変だけど…
ほっこりすることもいっぱいある。
そういうところを見つけながら
笑って過ごせたらいいのかもね!!
あ、お陰様で私は毎晩ぐっすりです!w
はぴいち
