もう、皆さんコロナの話にはウンザリしてるでしょうね。
ただ、最近の情報傾向にはチョット変化が出てきている様に思えます。
先日も書きましたけど、どーも「初期にウイルス量が多い」みたいですね。
感染研も、「濃厚接触者」の定義を改定しました。
特に注目なのは「発症2日前からの接触者」と変えた部分です。
やはり、初期の感染力が高いと見ているのでしょう。
となると、クラスター理論は破綻するんじゃないでしょうか?
クラスター理論の基礎は
「8割の患者は他者にうつしていない」
んなら
「2割が大勢にうつすケースを追っかけて潰せば感染拡大は防げる」
でしたよね。
だけど、「患者」になる前にうつしてるんでしょ?
これやっぱりね、身近な人の間でジワジワとリレー的に感染が受け渡されてて、時々1人から2、3人にリレーされて枝分かれが起こって、その繰り返しで世の中全体に薄く蜘蛛の巣がかかったみたいになってる。
って事じゃないかと思いますね。
クラスターってのは、それが激しく起こった特異なケースで、特異なケースだけ追っかけて標準コースを放置してれば感染拡大が防げるワケがありません。
だから、海外でも徹底検査/隔離をやってるトコの方が効果が上がっています。
事実が裏付けていると思いますよ。
もう一つ、マスクの効果についていくつか論文が出ているようです。
やはり、ウイルスを吸い込むのを防ぐ方はあまり効果ないみたいですが、撒き散らすのを防ぐ効果は想像以上に高いみたいです。
日本での感染拡大がゆっくりなのはマスク着用率の高さかも知れませんね。
関連して、会話の時の飛沫量について調べた情報もありました。
英語で「Stay Healthy」と言った時に300個以上の細かい飛沫が出ているそうです。
記事はコチラ↓
https://www.asahi.com/articles/ASN4P53HKN4KULBJ005.html
ついでに各国語で比較試験をしてもらいたかったですね。
って事で、感染しない為には「人と会わない、喋らない」がキーになる様です。
会う時、喋る時はマスク着用、距離を保つ、静かに話す、対面しない、が「吉」
はい、コロナばっかりじゃ気が滅入るので、畑のお話です。
ジャガイモ畑です。

ん、なんかの間違い?
いえ、確かにジャガイモ畑です。
横から見るとこうです。

ジャガイモ畑とは言っても「放置」ですからね。
去年の秋ジャガ作って、あまり出来てなさそうだったので、そのまま掘らずに放置したんですよ。
ま、キャリーオーバーって事で。
そしたら冬の間にコレです。
草がゾワゾワ茂ってしまいました。

穂が出ています。コレ、燕麦です。
フツーの燕麦じゃなくて、野生の燕麦(カラスムギ)です。
去年、川土手から取ってきた野生燕麦のタネを播いて栽培したんですよ。
でも去年はショボショボの痩せ出来でした。

野生種ですから、脱粒性なので、去年のタネが落ちてたんですね。
それが勝手に生えて、ジャガイモ畑が占拠されてしまいました。
腐植を入れたりしてだんだん土が良くなってきたせいもありますが、自分で落ちて自分で生えたタネは良く育ちますね。どう言うわけか。
野生種はヒョロいと思ってたんですけど、結構やるもんです。
コレなら藁も大量に取れます。刈り倒してマルチにしとけば良い土壌環境作りに役立ちそうですね。
麦類の根は土壌中の線虫などを減らす効果もありますしね。
ここはとても痩せた土地なので、自然農法の能書きなんか守ってたら栽培になりません。
とにかく、先ずは植物を生やす、植物が生えれば小動物や昆虫も増える。
腐植の大量投入と適度な有機質肥料の施肥。
腐植も肥料も、作物に与えるんじゃなくて、圃場環境全体を肥沃にしていく為に、圃場全体に与える考えが大切だと思います。
因みに野生の燕麦は「カラスムギ」とか呼ばれていますが、元々の日本の植物ではないようです。
先史渡来植物、記録も残ってないほど昔に持ち込まれたモノの様で、それが野生化したらしいです。
多分、原産は中国北部でしょう。
厳密には、外来種は外来種なんですけど、日本の植生に馴染み組み込まれた帰化種と言う事です。