コレね2019年1月24日、にフェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいFBの方にしか書いてなかった記事もあるので、ソレをチョイチョイこっちに追加しています。
「コルニュ デス アンデス(Cornu Des Andes)」という言いにくい名前のトマトです。
「アンデスの角」と言う意味だそうです。
形が面白いので去年初めて作ってみたんですけど、何と言うか、捉えどころの無い感じでした。

生育は良いです。良く伸びます。丈夫で病気も虫害もありませんでした。
着果も良くて、フツーの大玉トマトと同じ様に一本立て仕立て無肥料で5、6段は楽にイケました。
実も画像で見るよりよっぽと大きくて、大きなものでは、太さは鶏卵より一回り太いくらい、長さは15cm近くまでなりました。
問題はそっからなんですよ。
実を大きくしすぎたせいか、早期落果が相次ぎました。
下半分くらいが赤くなったあたりでポロッと落ちるんです。
それで完熟した写真が撮れなくて困りました。

食べてみると水っぽくて味がありません。なんじゃこりゃ?でした。
想像するに、おそらく、水が多過ぎたんじゃないかと思います。
海外のサイトには真っ赤に完熟した画像がたくさん出ていますからね。
根が丈夫で日本の気候でもしっかり育つので、水を吸い上げ過ぎて実が過剰に肥大し、落下し易く味の薄いモノが出来たんじゃないでしょうか?
来年は雨除け栽培で水を絞って作ってみたいと思います。
(注:2019は気を付けたので、美味しいのが出来ました。)
もう一つの特徴は、タネがとても少ない、と言う事です。
コレも受粉状態が悪かったんじゃないかと疑ったんですが、海外のサイトでもタネの少ない品種と説明されていましたので、元々そう言う特性なのだと思います。
全体の印象からも「サンマルツァーノ」などのクッキング・トマトに近い感じですから、ピューレなどに調理する時にタネが少ないのはイイんじゃないかと思います。
欧米で割と人気があるみたいなのは、そこらヘンじゃないかと想像しました。
着果数が多かったのでタネはソコソコ採れました。
正体が良くわからないので、売ろうかどうしようか悩みましたが、キャラが面白いので販売しようと思っています。
あとは「作る人が自分で工夫してみてッ!!」って無責任な態度で行ってみようと思います。
週明けくらいから販売を始めようと思います。
よろしくお願い申し上げます。
(注:コレ去年の売れ行きはポツポツって感じでした。何故か今年はよく売れてます。)