コレね2018年12月2日、にフェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいFBの方にしか書いてなかった記事もあるので、ソレをチョイチョイこっちに追加しています。
ちょうど今から一年前の同時期の記事が溜まってるので、今年の記事とマゼコゼで申し訳ないけど、ま、何年の話でもあんまり関係ないような記事だし、むしろ季節が合ってる方がイイからね。
近くに「岸根栗(ガンネグリ)」の産地があります。
400年前から栽培されているという、国内最古最大級の栗で、大きな物はゴルフ玉より大きいです。
400年も作ってるんなら、栗畑の周辺の山に「岸根栗」と交雑した野生のヤマグリがあるはず。
と、考えて毎年探しに行ってます。
今年は栗の「なり年」なので、ヤマグリにも沢山実が付いています。
「岸根栗」は日本の品種では最も晩生の品種の一つなので、その子孫なら遅目に落ちるだろうと、ウチの周りのヤマグリが落ちきってから探しに行ったら、案の定、遅目に落ちている栗は普通のヤマグリの倍くらいの大きさのものばかりでした。

普通に売ってる栗は「銀寄(キセンヨセ)」って言う品種
写っている一番小さいヤツでも、ヤマグリよりは1.5倍
ついでに「岸根栗」も買って帰って、しばらく土に埋めて貯蔵しておきました。
掘り返してみると、ヤマグリは既に膨らんで皮にヒビが入って今にも発芽しそうです。
「岸根栗」はまだ動いていないようです。
品種の特性なのかはよく分かりませんが、400年間接ぎ木で増やされて来て実生更新はされていないのですから、発芽力はヤマグリほど高くないのかも知れません。
野生のヤマグリの方は何代にも渡ってタネから生えては枯れ生えては枯れを繰り返していますから、能力の高いタネを作るのかも知れません。(想像ですけどね)
カビの来たものや虫の穴のあるものを取り除いて、改めて播き直しました。

もうプックプクに膨らんで、今にも芽が出そうでした。
栗は比較的成熟が早く、タネから行っても3年かからずに実がなる場合もあります。
木の成長も早いしね。
タネから育ててソコソコの実がなる品種が作れれば、面白いんじゃないか?と思っています。
注:今年2019も同じ様にたくさん大粒山栗を拾ってきて播きました。岸根栗も播いてます。
この去年播いたクリは、良く発芽して1m以上の苗になりました。
ホラ、あの栗の実が一年でこんなになるんですよ。
