コレね2018年9月12日 、にフェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいヤフーに書いてなかったのでその間の記事をチョイチョイこっちに追加します。
日に1件アップしてたのですが、間に合わないので2、3件ずつアップします。
なかなか販売態勢に入れない「トスカーナ・リーフ」、大きな葉っぱのバジルです。
画像のような大人の手のひらより大きいくらいの葉っぱがコジコジの縮緬葉になって、全体でモコモコの怪獣みたいになる面白いバジルです。

これが典型的な「トスカーナ・リーフ」です。
まだ小さい時の写真ですが、コレが大株になると草丈はあ
なんで販売できないかというと、次の画像ようなやや小型の葉で(それでも普通のバジルの倍くらい)平葉タイプのものが半分くらい出る為です。

どう言うワケか一旦平葉になって、これからこんな凸凹に

平葉か?って言うと、平葉でもないしね。
縮緬か?って言うと、それも違うし。

コレはコレで、結構良いでしょ?
昨年、縮緬葉のものと平葉のものに分けて栽培して別々に採種したので、それぞれから特徴のハッキリしたものを選抜しようと今年もタネを播いたのですが、ちょっと失敗して縮緬葉は全滅、平葉は2株だけ残りました。
ところがその2株とも、去年のような平葉ではなくて、まあ、縮緬でもありませんがポコポコと凹凸のある立体的な葉っぱになりました。
最終目的はオリジナルの巨大な葉でこんもりと盛り上がるような株になる縮緬葉の「トスカーナ・リーフ」ですが、この凸凹葉も結構良いんじゃないかと思います。
「イタリアーナ・クラシコ」の様なオーソドックスなジュノベーゼ・バジルタイプと、凸凹葉と、大葉縮緬タイプと、色々に分化すれば面白いですね。
ただ、固定せずに毎年違うタイプが出たのでは売りようがないので・・・
一思いに「それぞれ3割づつくらいに混じって出ます」って断り書き書いて売りましょうか?
作物によっては何代選抜を重ねても固定しない形質ってのもあります。
お米だと「イセヒカリ」なんか出穂期がバラ付き易いですよね。
で、早いのが早生になるかと言うと、それを播いてもまたバラバラって感じ。
そう言う固定しない形質ってのは固定しない事が特徴なので仕方ありませんね。
もう一年くらい追っかけてみたいと思います。
あ、味と香りはですね、見た目と違って意外とマイルド、バジルが大好きな人にはチョット物足りないかも知れませんが、平均的な日本人には食べ易くて良いと思います。