コレね2018年8月25日、にフェイスブックページに書いた記事です。
ヤフーブログから引っ越してきて、ヤフーの方に書いてた記事は全部こっちに来てるんだけど、1年くらいヤフーに書いてなかったのでその間の記事をチョイチョイこっちに追加します。
日に1件アップしてたのですが、間に合わないので2、3件ずつアップします。
「スイート ダンブリング」です、「甘い団子」?まあ、形と味でそう言う名前になったんでしょうね。

パジャマ模様の果実はゲンコツより少し大きいくらいです
こんなのがゴロゴロなったら、畑が明るくなって楽しいで

山が高く、谷が切れ込んで、肩が張った日向かぼちゃ型で
谷のところにだんだん緑が濃くなって縞模様になります。
逆さにするとウニかなんかみたいです。
コレが更に扁平になれば、UFOズッキーニみたいになる
コレもペポ(Cucurbita pepo)です。
こうしてみると食用カボチャの御三家、「セイヨウカボチャ(C.maxima)」「ニホンカボチャ(C.moschata)」「ペポカボチャ(C.pepo)」の内で、ニホンカボチャとペポカボチャはちょっと似ている気がします。
この「スイート ダンブリング」なんか色以外は「日向かぼちゃ」とソックリです。
カボチャの「種」の見分け方としては、果実とツルを繋いでいる「首」の部分を見ればおおよそ分かります。
首が太くて樽型のものは「セイヨウカボチャ」です。首の上下が細くて真ん中が太くなっていて、全体にも太いものです。
「ニホンカボチャ」は首が細くて、果実と繋がっている部分が太くなっています。
「ペポカボチャ」はもう少し細い印象で(品種によって違いますが)、ツルがそのまま果実に繋がっている感じです。
(例外としてズッキーニはペポでも太い首を持っています。)
葉っぱの形も、「セイヨウカボチャ」は丸くてウチワみたいですが、「ニホンカボチャ」と「ペポカボチャ」はカエデの葉の様な手のひら型です。
そんなワケで「ニホンカボチャ」と「ペポカボチャ」は慣れないとちょっと見分けづらいかも知れません。
慣れれば見た感じの雰囲気ですぐ分かりますけどね。
この「スイート ダンブリング」も果実は日向かぼちゃをパジャマ模様にした感じですが、葉姿は「デリカータ」にソックリで、「デリカータ」を一回り大きくした感じです。

葉っぱはデリカータを荒くした感じです。
もう少しコンパクトな草姿を期待していたのですが、果実の大きさの割には茎葉は大き目です。
今は大柄な印象ですが、何代か作り継げば小さくなるかも
デリカータもウチではずいぶんコンパクトになりました。
ま、逆もあり得るんですけどね。
最初にデリカータを作った時と同じ印象。
ツルばっかり伸びてなかなか雌花が付きません。
葉色がとても濃いので、チョット土が肥え過ぎているのか
これも栽培は容易で、フツーに放任栽培で良く出来ます。
こうしてみると何故「ペポカボチャ」が日本に定着しなかったのか疑問です。
最近ではむしろ、より特殊なタイプである「ズッキーニ」の方が先にポピュラーになってしまいました。
ペポにはもうチョット注目して欲しいと思いますので、今後も面白そうな品種を取り寄せてはレポートしたいと思います。

