高円宮杯 全日本U-15サッカー選手権大会 鳥取県東部地区予選 
会場:若葉台第2グラウンド
●0-6 桜ヶ丘中学

リーグ戦で大敗を喫した桜ヶ丘中との対戦でした。
相手の3年生にとっては中学校生活において、実質最後となる大会だったので、この大会にかける想いは相当なものだったでしょう。
試合前には、
・ボールを奪いに行く最初の1歩を早く
・中3相手にも恥ずかしくないサッカーをする
という話を選手にして、試合に臨みました。

4-3-1-2のフォーメーションで、ボランチを3枚にして中盤のブロックをしっかり引いてスタートしました。
かねてから練習していたボールを持った選手がヘッドアップしたときに、前の選手がDFラインを裏に走りこんで、そこに蹴りこむといったプレーが随所に見られ、何度か決定機もありました。失点シーンでは3ボランチの脇を狙われて1本の縦パスで剝がされてしまい、ゴール前で数的不利になって立て続けに失点。
途中から4-2-3-1に変更してからは、前からのプレスが効き出して、うまく守備がはまっていました。猛暑で体力が消耗する中でも、選手交代を行いながら、試合を通して最初の一歩を素早く動いてボールを奪う場面がたくさん見られました。
決してやみくもに、がむしゃらに奪いに行くのではなく、奪いに行くタイミングを共有して、そこにボールが入ったときにスイッチを入れて、全体で圧をかけて奪うといったメリハリが出来ており、より質の高い試合内容となりました。

結果的には6失点で敗れてしまいましたが、選手個人もチームとしても更に成長が感じられました。今回出番のなかった選手もありましたが、公式戦はまだまだ続きます。
この試合で得た自信、課題を次の大会で生かしていきましょう。

夏休みも間もなく終わります。
宿題は終わりましたか?焦って机に向かっているのでしょうか?
答え丸写しはダメですよ!

冗談はさておき、選手としても中学生としても、また更に成長していきましょう!

スタッフ 山内