11月9日(日) 曇り 観衆9832人 1-2で敗北。
「残念,無念」「悔しい」に尽きると思います。
今回の敗北で、残念ながらJ1プレーオフ戦線の可能性が消失しました。山形のシュート数5本(枠内2本)を遥かに凌ぐシュート数26本(枠内9本)で山形ゴールへ幾度となく襲いかかりましたが、1度しかゴールネットを揺らすことができませんでした。しかし、シュート数26本は、選手たちが誰一人として諦めず、最後まで勝利のために攻撃的サッカーを実践し戦い抜いた証だったと思います。試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、今治の選手たちが崩れるように倒れ込んでいく姿が印象的でした。恐らく、現地やパブリックビューイングで応援されていたサポーターの方々も同じような心境だったのではないでしょうか。J1プレーオフ戦線の可能性は消失しましたが、リーグ戦は後2試合残っています。こうなったら、ここは気持ちを切り替えて、1つでも上の順位を目指し、良い形(来シーズンへ繋がる形)でリーグ戦を終えることができるよう、連勝で有終の美を飾りましょう。
試合は、気温11度という肌寒い中で実施されました。開始早々より今治が主導権を握ります。しかし、先手を取ったのは山形。クロスボールからの切り返しにヴィニシウス選手がヘディングでクリアしようとしましたが、不運にもそのボールがゴールコーナーポストに跳ね返り、相手選手の前へ転がり、そのまま右足で蹴り込まれました。そのまま山形の方へ傾くかと思われましたが、その後も再び今治が主導権を握り試合が展開していきます。幾度となく山形陣内へ攻め込みシュートも放ちますが、残念ながら山形のゴールネットを揺らすことができません。結局、1-0で前半終了。シュート数は今治8本・山形1本。不運もありましたが、たった1本のシュートを的確に得点に繋げられたという結果でした。野球に例えると、今治は毎回ヒットを打つも残塁の山を築き、山形は完全に抑え込まれるもののたった1球の失投を見逃さず、その球をホームランにして勝ったというイメージでしょうか。後半は、早々より横山選手を投入。6分、ダニーロ選手が長い縦パスを前線へ送り込みます。そこに横山選手が反応しヴィニシウス選手へパス、ヴィニシウス選手がドリブルで更に持ち込み意表を突く豪快ミドルシュートで同点に追いつきます。「この流れで一気に逆転に持っていくぞ」という思いと勢いでその後も今治が攻め続け、幾度となく山形ゴールへ襲いかかります(本当に惜しいシーンも幾つかありました)。しかし、結果は、山形の身体を張った懸命の守備に対して最後まで牙城を崩し切る(追加点を奪う)ことができず、逆に34分、相手のシュートを近藤選手が阻止して、浮いてしまったボールを受け止めようと立川GKが前へ出てきたところ、意表を突くジャンピングボレーシュートが炸裂し、追加点を奪われました。その後、今治は、何とか追いつこうとタンキ選手・山田選手を投入して(山形も逃げ切ろうと選手を投入)、攻め続けますが、やはり山形の身体を張った懸命の守備に対して最後まで牙城を崩し切ることができず、結局、1-2で試合終了となりました。選手・監督・コーチ・スタッフ・サポーターの方々にとっては本当に悔しい試合内容と結果だったと思います。
リーグ戦も後2試合。次節はホーム札幌戦(ホーム最終戦)です。いつものことながらチケットは既に完売。5500人を超える方々がスタジアムへ足を運び、勝利のために選手・監督・コーチ・スタッフたちを後押しすると思います(しかし、注目度などを加味すると、全体としては約40万人ほどの方々が後押しすると思います)。とにかく気持ちを切り替えて、1つでも上の順位を目指してリーグ戦を良い形(来シーズンへ繋がる形)で終了(2連勝)できることだけを考えて、まずはホーム最終戦を勝利で締めくくりましょう。そして、その勢いでリーグ最終戦も勝利し、有終の美を飾りましょう。
ラストスパート!連勝で締めくくれ!FC今治
追伸)横山選手・梅木選手は再び海外へ。益々の活躍と怪我なく無事に帰ってくることを祈ります。ところで、愛媛FCは最下位決定となりました。そして、J3リーグの優勝争いとプレーオフ戦線の順位争いも非常に熾烈です。
シュート数は山形を非常に圧倒していたのですが。。。
愛媛FCは最下位決定。
益々の活躍を祈念いたします。
J3の優勝争いとプレーオフ戦線の順位争いも熾烈。






