日曜の夜に放送されているNHKアーカイブのラインナップが
63年制作のパチンコと79年制作のインベーダーブームを扱った
ドキュメンタリーだったので観てみましたらこれがどっちも面白かった。
パチンコは63年ということで玉を込めて手打ちする時代、
玉循環システムはなく裏で人がリアルタイム補給していてびっくりしましたよ。
僕の生まれる前の話でそういう時代があったというのは知ってましたが
映像で見せられるとやっぱすごいですね。
みんな真剣なだけに余計笑えた。
正村ゲージのチューリップ台なんてのも実物みたことないですし。
僕のパチンコデビューは金棒くんで、スロデビューはトロピカーナだったからなあ。
みんな台のレバーガンガンぶっ叩いてましたが
当時はまだ目押しできなかったんであんまし意味なかったような。
ちゃんと目押しが出来るようになったのはスーパーバニー辺りからか。
景品買取問題にも触れていましたが端玉で貰うお菓子以外
特殊景品しか貰ったことのない僕にはなんとも虚しいお話。
これはねえ。
5号機時代でホールもお客も苦境に立つ今だからこそ身にしみるなあ。
続いて放送されたインベーダーブームのお話は
赤木真澄さんが書かれたちょっとお高いけど
アーケードゲームを愛するものには大満足にして必携の書
それは『ポン』から始まったのインベーダーブームの章を
ダイジェストで映像化したような内容で悶絶。
とくにコピー品に苦慮したタイトーが著作権侵害で訴えを起こしたことについて
任天堂のボスがコメントしてるのですが
ファミコン発売以降取り続けるスタンスとは
180度反対の発言を堂々としていて笑った笑った。
他にも春闘中のセガに取材とか
タバコの煙に包まれた中で企画会議をするタイトーとか
インベーダーブームで窮地に追い込まれ奮起するパチンコ業界とか
貴重な映像が次から次へと登場。
その後の歴史を知ってるだけに面白く観ることができました。
いやあ、録画しとくべきだったよ。
そうだよなあ、インベーダーブームで窮地に陥ったことで
セブン機の認可を勝ち取り現在に至るパチンコ業界とか
風適法の8号営業に指定されちゃったゲーセン業界とか
インベーダーはほんと色んなことを変えた作品でしたなあ。
以上、観た後テンションが上がっちゃって夜更かしさんだった
マダオがゆるゆるっとお送りしました。
ではでは(・ω・)/