最近派遣された会社の近くに小さな公園があってブランコがあったから体重73kgの重さに耐えられるかおそるおそる乗ってみた。
しばらくしたら全然大丈夫そうだから、よ〜し!と子供の頃のようにぐわん、ぐわんこいだ。
青く晴れ渡った空がなんと気持ち良いのだろう。
流れる雲もぐわんと近くなる。そして遠のく。
わぁ〜なんかすごく懐かしいな!!
そうそうこんなかんじで空間にふわ〜っと浮かぶ瞬間がなんとも楽しいのよね!
気持ちが童心に帰ってしまった私は欲が出て最後は1番高いところまでこいだ位置から鳥の様にジャンプしてフィニッシュをきめよう。とふと思いついた。
いつもそのジャンプの姿がバンビのようだとバンビという可愛らしいあだ名までついたくらいだったから、大人になった今、あの頃よりもさらに力強くなったこぎ力だ、きっとバンビどころじゃない、まるで、フェニックスのように高く羽ばたき、ユニコ一ンのドロップのように着地してさぞかし気持ちよい誇らしい気分を満喫できるに違いない!シニアオリンピックで体操部門に出てみないかとスカウトも起こり得るかもしれない。だんだんワクワクしてきていた。
私は勢いをつけて最後のひとこぎを大きく押し出した。
さぁジャンプだ!今だ!!
着地した瞬間にきっと南海トラフ地震がきて富士山が噴火したにちがいない。大地がうめき、体があっというまに地面にたたきつけられすなぼこりの竜巻があがった。
童心からすぐさま大人に帰った私は周りを見回して誰もいないことを確認してほっとした。
体重がふえすぎたのと、運動不足とで、バランス感覚が当の昔に欠如していた模様。硬くいきなり停止している大地がズシンと向かって来たと気付くが早いか太った身体は勢いよくジャンプしたまま宇宙空間の掟である慣性の法則を体現していたため超絶前のめりに前進し回転までしてまぁ、激しく転んでしまった。
本当に恥ずかしかつた。
今朝朝のアファメーションで「今日、これまでの人生の中で最大のびっくりする魔法のような良い事が起きる」と宣言したが、きっとこれだ。
誰も周りにいなくて、齢54才のこんな無様な姿をだれにもみられなかったのだから。そして骨粗鬆症だったら多分身体中の骨という骨が複雑骨折していたに違いなかったのだ。ブラにはエドワード浅井さんの秘伝の空海大師のお守り、懐紙に日と書いて折りたたんだやつがしのばせてあった。これは浅井さんのご先祖さまが長崎から原爆が落ちる一週間前に引っ越しで難を逃れ守られたという霊験超あらたかなお守りだ。大難を小難にするので有名なお守りだった。🧿だから大難から守られたようだ。お守りすごい。
大人がいきなりフワフワ周波数に動いてみても、地に足がつくなり潜在意識がゆりもどすんだなだから転んだんだななど、なんとか自分に対する恥ずかしさを論理的に考えてごまかそうとした。
そのあと童心のフワフワ周波数と大人大地グラウディング周波数がミックスしてしまったらしく、会社から帰宅しようと乗った自転車でもいきなりひどい転び方をしてしまったのだった。
周波数って、、いきなり変えるとあぶないんだな。
人間欲を出すと碌なことがないんだな。
バンビはすでに過去の栄光となり、フェニックスどころの騒ぎじゃなかったユニコ一ンもなんならなかったことにしてもいいです。