これまでに文章教室の個人授業を受けてくださった生徒さんたち。

それぞれに素敵なエッセイを仕上げられました。

 

 

個人授業の基本コースは4回の授業で進めます。

初回は、自分らしい文章を書くための設定です。

2回めに推敲する自己紹介文の材料となるインタビューもわたしから行います。

2回めは自己紹介文の推敲と完成。

次の課題が800文字エッセイです。

3回めまでに書いてきていただき、じっくりと推敲します。

 

 

エッセイの内容についても、自己紹介文と同じように、

インタビューしてどんなことが書きたいかを話し合いますので、

「なにを書いたらいいかわからない」

というプレッシャーはありませんからご心配なく。

 

 

羽生さくるの文章教室では「書けるかも」という気持ちになっていただくことをいちばんに考えています。

書ける「かも」がいいんですね。

 

 

完全ゆとり世代の娘に、晩御飯のおかずを相談するとき、たとえば「ポトフ食べる?」と聞くと、

「食べたいかもー」と返ってきます。

わたしは毎回、この「かも」遣いに感心しているのです。

「食べたい」より軽くて押し付け感がない。

「じゃ、作るかもー」と気楽に取りかかれます。

 

 

「作るかもー」は冗談としても「食べたいかもー」はいつかわたしも遣いたい。

あ、「遣いたいかもー」。

 

 

文章を書くときにも「書きたいかもー」が気楽な響き。

わたしから書きかたを聞いたり、エッセイの内容をいっしょに考えたりして、

「書けるかもー」となってくださったら、わたしも「うれしいかもー」

 

 

(これ止まらないかもー)

 

 

文章教室の3回めでは、書いてきていただいた800文字エッセイを推敲します。

どんなことがいいたくてこの表現になったのか、

よりふさわしい表現があるとするならそれはなにか、を徹底的に考えるのがさくる流です。

これが正しい書きかた、といちがいにいえるものはありません。

いま、あなたのなかにある書きたいことと言葉とがしっかり結びついているかどうか、が大切。

言葉を一つずつ吟味しながらそれを探っていく授業になります。

 

 

二人で頭を絞って推敲し、800文字にきれいに収まったときの喜びはたとえようもありません。

ハイタッチして、ティーカップで乾杯!ですね。

対面で授業ができるときは、都内のカフェや喫茶店にいますから、それが可能です。

 

 

文章は一人で書くものではありますが、わたし自身、過去にはデスクや編集者にとても助けられてきました。

どんなときもよりよい表現を示唆してくれた彼らには、いまも学びつづけている気がします。

わたしも講師というより、生涯一編集者として、生徒さんと生徒さんが書く文章に寄り添っていきたいと思います。

 

 

 

 

羽生さくるの文章教室個人授業。

随時受けつけております。

対面で1回につき2時間の講義と推敲指導をいたします。

受講料は7,000円+消費税10%になります。

 

基本4回のプログラムをご用意していますが、単発でもお受けします。

4回続けていただくと、自己紹介文から800文字のエッセイ、あの人への手紙まで完成。

最終回には「羽生さくるのミニライティングセッション」として今後の文章についてのインタビューをし、

テキスト化してお送りします。

会場は都内のカフェなどですが、Skypeでの受講も可能です。

 

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