プレバトに便乗して俳句~です。今回のお題は「夏の食堂」で、扇風機の回る昔ながらの食堂の写真でした。

 
 ということで、自作2句~
 
 ニラレバか夏の定番苦手意識
 
 女子ガイド持ちおっさん食堂扇風機
 
 昔ながらの食堂のニラレバって美味しそうに見えるのですが、私はレバーが食べられません。頼んでみるかどうするか毎回悩んでは諦めています。
 
 ガイドを持った女子が食堂へ入ってみたら周囲おじさんばかり、場違い!?って思いつつカウンターに座ったものの座り悪く扇風機に助けを求めてカラカラといった場面を想定です。
 
 では、出演者の作品~、
 
 
 紺野美沙子さん
 すっぴんの食堂デート冷ややっこ 
   → 駅前食堂すっぴんデート冷ややっこ
   名詞を並べることで状況を見せるテクニックだそうです。
   広い所から狭い視野へズームインもテクニック。
 
 
 
 
 神田愛花さん
 時価価格さらりと流す扇風機 
    → 時価なんぞ平気さらりと扇風機
 
 
 
 キスマイ北山君
 夏終わる球児の涙箸止まる 
   → 箸とめて見入る球児の夏終わる
               夏よ鳴呼           
  意味が通りました。
 
 
 
 
 登坂淳一氏
 侍と同時に狙う冷ややっこ 
     → 侍役の男に譲る冷ややっこ
    こちらも意味が通りました。
 
 
 
 
 土屋太鳳さん (今回1位)
 決戦の熱冷めやらぬ氷水
  ↓
 敗戦の
 辛勝の
 逆転の
 惜敗の
 
 
 
 フルーツポンチ村上氏
 給茶機の上の軋めく扇風機
 
 
 
 梅沢富美男氏
 原子炉と共に溽暑に眠る街 
  → 原子炉と溽暑に眠る町の黙(もた)
   静けさ、怒りとも悲しみとも・・・・