ミキオサカベ2014年春夏コレクション

MIKIO SAKABE




  パルコミュージアムで開催された展覧会「絶命展~ファッションの秘境」で発表されたミキオサカベ(MIKIO SAKABE)2014年春夏コレクション。異形編をテーマにした今シーズン。「風の谷のナウシカ」に登場する「腐海(ふかい)」をイメージした会場で、「かわいい」とかわいいの語源である「かわいそう」、気持ち悪いなどをミックス。日本独特のストリートファッションやアニメ、カルチャー、ファンタジーなどを強調したデザインを発表した。


 レースや透ける素材とハート、犬などのモチーフを使ったカジュアルやスポーツウエア。小花柄のお姫様ドレス。いつか見たマンガのような、女の子のキャラクターとロボット。

 

 意味深な特殊メイクやメイクの上に付いたアクセサリーも印象的だ。80年代のパリコレクションならHiroshima、Nagasaki、今なら3・11や原発、宮崎駿監督の引退との関係を問われそうだが、アニメ、特撮、キモカワなど、様々な要素がミックスされているのだろう。


 クールジャパンやグローバルなどとは反対の、ガラパゴスだからこそ生まれる特殊な進化や特殊性を更にデフォルメしたようなコレクション。今回の服とメイクでパリコレクション会場に行ったらカメラマンやブロガーに囲まれそうだ。












































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http://ameblo.jp/fashionleaks/entry-10873270744.html




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