2011/2012年秋冬コレクショントレンド春夏のような秋冬コレクション


2011/2012年秋冬東京コレクションでは春夏のような薄く軽い素材やレース、明るくきれいな色、半袖、ノースリーブなど、春夏コレクションのようなデザインが数多く登場しました。


去年の3月の2010/2011年秋冬パリコレクションでも、ファーやレザーが無ければ春夏コレクションと言われてもわからないようなコレクションがいくつかあったのですが、今年の東京はそれ以上でした。

春夏のような薄く軽い素材や明るくきれいな色を使った服、半袖やノースリーブが増え、しかも、1年前にトレンドとして注目されたファーやニットが昨年ほど見られなかったからです。


ファッションに軽さやリアリティが求められることや、猛暑や暖冬の影響で秋の立ち上がりはもちろん10月まで暑い日が続くことに加えて、ファーやファーライクな毛足の長いボリュームニット、ニットらしいローゲージニットがピークを過ぎたことがその理由でしょう。


東京の場合、東日本大震災の影響で「東京発 日本ファッション・ウィーク(JFW in tokyo)」が中止になり、コレクションでファーを使うような雰囲気では無かったことやベテランデザイナーの多くがショーを中止したことも影響しているのかもしれません。


また、前回も登場しましたが、今年の春夏コレクションでトレンドとなったボーダーが秋冬まで続いているということも、春夏のような雰囲気を強調する要因になっているようです。


数年前からヨーロッパではレザーアイテムが春夏物として定着していると言います。

日本でも以前は、アパレルでは秋の立ち上がりや端境期向けに秋色夏素材という言い方をしていましたが、秋冬色春夏素材や春夏色春夏素材の秋冬物、夏色秋冬素材の春夏アイテムなど春夏コレクションと秋冬コレクションのリミックスはさらに進んでいきそうです。




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2011/2012年秋冬コレクショントレンド
チェック、ボーダー、ドット クラシックな柄やベーシックな柄の連続、ドッキング、リミックス
http://ameblo.jp/fashionleaks/entry-10984291050.html


ファッションジャーナリスト樋口真一あなたの知らないパリコレクションパリコレ、東京コレクション、JFWの秘密

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