「ザ・ヴォイド」80年大ホラーを思い出させる傑作だ! | FANDOMAIN 『アメコミ効果音辞典』

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米人から見た面白コミック、映画などを紹介するブログ。特にビンテージ物が好き。コミックに使われる効果音の研究者。「アメコミ効果音辞典」の発行者。

最初から最後までハラハラドキドキ!
三角マークのカルト集団、若者を焼き殺すぶっそうなおっさん、死んだはずの人が、、、
映画ポスターのキャッチは「地獄は存在する。が、これがもっとやばい。」
「ヴォイド」は「虚」とか「がらんどう」とかの意味だけど、「無」とか「終わりなく深い深淵」が近いのかな?
米iTunesに現れたので思わず買いました。「The VVitch」と同じプロデューサーと聞いて、レビューも良いと読んで、買っちゃおうと。
期待通りの作品でした。
低予算のわりには音楽もいいし(カーペンター風)、アートデザインはオリジナリティーがあって、クリーチャーFXはプラクティカルでばっちり。
いきなり現れた怪我してるジャンキーを元妻が働く病院に連れて行く小さな町の保安官ダニエル。着く間も無く元妻と喧嘩するは、白いハザードスーツを着たカルトやろうに刺されるは、州の警官にバカにされるは、気絶するは、かわいそうなダニエルですが、ある病室で看護師が患者の目にハサミを!そして自分の顔を!「これは私の顔じゃない」と言ってダニエルを襲う。そしてダニエルに撃たれるが、その後のシーンでは死んだはずの看護師が、、、
という感じの始まりです。
若い役者はみんな無名だがしっかり出来てる。
ベテラン役者は、『ブルード』『ブラック・クリスマス』『ボディー・スナッチャー』のアート・ヒンドル、『サバイバル・オブ・デッド』のケン・ウォルシュ、『テレビ版ロボコップ』『アニメ版Xメン』のジェームズ・ミリントン(なんだ、大したベテランでもねえや。
ボスキャラの正体とその目的は面白いからストーリーもいいよ。暇する隙間のないペースもいい。
欠点は照明が微妙なシーンがあったりすることと、ユーモアがもっとあってもいいという2点かな?
何度も見たくなる作品だと思う。
ラブクラフト(クトゥルフ神話など)、Cバーカー(ヘルレイザー)、Jカーペンター、クロネンバーグなどが好きなら、絶対気に入ると思うが、全然知らなくても楽しめるホラー映画です。おすすめ!
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このポスターほしいっす。
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カルトやろうども。なんか怖いよ!
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増えた!
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エヴァ?
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評判はいいっす。
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コズミックホラーだね。
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開けてはいけないドアがある。
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目がいくらあっても足りないと思ってる人は進化してみる?