「カラオケしたいな」とキミが突然言い出す
街は夜を始めたばかり
めんどくさそうな顔を作ってみたけど
ほんとはすごくうれしかった
人混みかき分け公園通りぬければ
やたら派手な電飾のボックス
ぶっきらぼうな声で部屋番号つげられ
二人っきりで部屋に入る
僕が歌うラブソング真面目に聴いてるさびしげな横顔
忘れられぬ誰かをかさねてこぼれそうだよ
ズルくてもいい
代わりでもいい
キミの寂しさの1番近くにいたい
いつか僕を…いつか僕をほんとに好きになるその時まで
そばにいるよ
キミが歌の途中で突然泣き出して
僕は何も言えなくて
取り残された伴奏と泣き声だけが
狭い部屋に響いてた
「ゴメン」と言うキミの震える肩を抱き防犯カメラに背を向け
濡れた頬を指で拭ってそっとキスをした
ズルくてもいい
代わりでもいい
キミの悲しみの1番近くにいたい
いつか僕が…きっと僕が彼を忘れさせるその時まで
そばにいるよ
ズルくてもいい
代わりでもいい
キミの寂しさの1番近くにいたい
いつか僕を…いつか僕をほんとに好きになるその時まで
そばにいるよ