公開する前からすごく気になっていた映画がある。
その映画は「オッペンハイマー」
物理学者のオッペンハイマーは
マンハッタン計画の主導者で
原爆の父と言われている。
「世界はそれまでと変わってしまった。
我は死神なり、世界の破滅者なり」
ものすごい言葉だと思う。
戦争を終わらせたい・他国からの脅威を無くしたいと
科学者を集めて研究開発に没頭するあまり
人類にとって脅威的な爆弾を開発してしまった。
完成した爆弾の破壊力と悲惨さを知ったことで
この発言が出たのだろう。
開発し成功した結果
争うように研究開発され更に恐ろしい兵器を作り
大量に保持することで平和が保たれるという
今の世界になってしまったようにも感じる。
物理学者が軍事研究に携わるととんでもないものが開発される
ということがすごく良くわかった映画だった。