年に1回の混合ワクチン接種
ファミーユのミルク猫たちも、生後2~3ヶ月頃に1回目の3種混合ワクチンを接種しています。
混合ワクチンにはいくつか種類がありますが、完全室内飼いの猫さんであれば、この3種混合ワクチンが主流となっています。
このワクチンで予防できる病気は、以下の3種類です。
【1】猫ウイルス性鼻気管炎
猫風邪の一種で、症状はくしゃみ、鼻水、目ヤニ、発熱など。
原因:猫ヘルペスウィルス
【2】猫カリシウイルス感染症
猫風邪の症状に加え、口内炎やよだれ、口臭なども見られます。
原因:猫カリシウィルス
【3】猫汎白血球減少症(猫伝染性腸炎/猫パルボウイルス感染症)
高熱、下痢、嘔吐により脱水症状を引き起こします。
重度の腸炎を起こし、白血球が急激に減少。
原因:猫パルボウィルス
【1】【2】はいわゆる猫風邪なので、動物病院で適切な治療を受ければ数週間で治ります。
ただし子猫や高齢猫は重症化する恐れがあるので要注意です
猫風邪は非常に強いウィルスである為、回復してもキャリア状態(=ウィルスが体に残ったまま)となり、免疫力が落ちた時に再発するケースが多いです
しかも感染力が強く、多頭飼いをされていると同居猫全員に感染する可能性が高いです。
地味に厄介な病気。。。
【3】は重篤な病気で、子猫が感染すると致死率は80%以上とも言われています。
猫さんは病院嫌いな子が多いので、飼い主さんも動物病院へ連れて行くのに一苦労だと思います
我が家の老猫'sは私がキャリーバッグを準備すると、一目散にベッドの下へ逃げていきます(笑)。
そして数分間の格闘の末、強制連行( ̄▽+ ̄*)
ワクチン接種の時は、ついでに健康チェックもしてもらっています。
病気は「予防」と「早期発見」が大切でございます