先日、ちょっとした理由でデュッセルドルフの大学病院(Unikliniken)で手術をしました。
でも、お話ししたいのは手術のことではなく...病院のストライキ。
特に大きな病気では無く、急を要する手術では無かったのですが、予定してた手術日をストライキ(Streik)で延期されそうになったのです
結果、私の予定日はStreikpauseによって延期されずに済んだのですが。
StreikpauseとはStreik+Pause=ストライキ中断期間でストライキ中に一旦中断!という訳です
ドイツ、ストライキすんごい多いですよね。うんざりするくらい...。
日本じゃ考えられない、病院がストで手術延期とかね。
今回のストライキの詳細は分かりませんが、医者や看護師がストライキを起こしていた訳ではなく、もしかしたら血液検査などの検査機関なのか、器具や医薬品のデリバー担当者なのか、あるいは清掃員か...
どの部署が欠けても、病院は機能しないですよね。
ただもちろん、当然ながら重要な処置は最優先してくれます。ストだからって重症患者さん、放っておけないですよね
だらだら書きましたが、何が言いたかったかと言うと、ドイツはストライキ大国だと言う事
一般的にストライキ大国といえばフランスですが、いやいやドイツだって負けてませんって
空港や航空会社、鉄道会社など...
頻繁にやってますよー。
今回のストについてはドイツのネットニュースでこんな風に書かれていました。
- Lange Wartezeit für Patienten an Uniklinik Düsseldorf
大学病院の患者は長時間待たなければならなかった
- IT-Mitarbeiter müssen in Küche aushelfen
ITスタッフさえもが、キッチンを手助けしなければならなかった
- Unterstützung durch andere Düsseldorfer Kliniken
デュッセルドルフ内の他の病院からの援助
そりゃそうですよね
迷惑がかかった人が大勢いることは確かですが、ただ、これが正当なストなら、割に合わない労働をさせられてる達が抗議のためのストライキなわけで...
複雑です。