1981年全米2位(ぼくの大嫌いな(笑)"Endless Love" に阻まれ1位ならず)、アダルトコンテンポラリーチャートでも2位。さらに、デンマーク、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでトップ10入り。オリジナルは Dave Edmunds (作者はカントリーミュージシャンの Hank DeVito)で、Juice Newton によると、「[Queen Of Hearts]は1年くらいライヴで演っていて、アルバム "Juice" [のレコーディング]を始めたときに、[プロデューサーの] Richard Landis に持ち込んだの。その時、彼は、これがブレイクするという確信は持てなかったんだけど、私は、ほんとにクールな曲だと思うわって言って説得して、それでレコーディングしたのよ」とのこと。

 

 

Dave Edmunds のオリジナル。

 

 

1979年全英11位。しかし、Dave Edmunds が当時所属していたスワンソング・レコード(いうまでもなく Led Zeppelin のレーベル)は、この曲と "Girls Talk" のアメリカ発売を見合わせて、"I Hear You Knocking"(1971年全米4位)に続くアメリカでのヒットを切望していた Edmunds を大いにむくれさせたそうです。で、そうこうするうちに、Juice Newton のカバーバージョンが大ヒットしたわけですが、それに対して彼は、「彼女、おれのアレンジを丸々パクったんだ。でも、それに腹を立ててはいないけどね」と語っています。

 

最後は同名異曲のこちら。

 

 

いいっすねぇ(笑)。