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大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
中東情勢の混迷により貴金属市場からの資金離脱が顕著になっていますが、NY銀については金や白金の比ではありません。
右軸:NY銀総取組(枚)
先月末には95,999枚にまで落ち込んでいます。
イランが「ホルムズ海峡を解放」と宣言した先月17日の高値83.245ドルをピークに、NY銀は下落を辿っています。
銀価格の推移から、米イランの緊張は17日を境に再び高まっていると言えます。
問題はNY銀総取組10万枚割れは、ここ数年観測されていないということです。
さかのぼると、2011年12月以来となります。

2011年末といえばギリシャショックなどを背景に、資金離脱が進んだ局面でした。
銀は「景気」や「投機」色の強い銘柄で、銀の調整は他の貴金属の見通しを示唆している可能性があります。
右軸:GSR(上下逆注意)
ゴールド・シルバー・レシオの低下は一服しており、現在63近辺の金銀比価が70台に突入するとさらなる銀価格の調整が起きていることでしょう。
特に銀価格が「60ドル」を割り込むと、「半値八掛け二割引」が意識されます。
価格推移とともに、取組減少が一巡したのかどうかにも注目です。
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