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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・独製造業PMI48.3(予想48.8 前回48.8)
・ユーロ圏製造業PMI49.4(予想49.4 前回49.4)
・英製造業PMI46.4(予想45.1 前回45.1)
・米製造業PMI52.0(予想52.3 前回52.3)
・米ISM製造業景況指数48.5(予想49.5 前回48.7)
▼ニュース、要人発言
米中首脳、重要鉱物問題などで近く電話会談の見通し=ベセント財務長官
ベセント米財務長官は1日、トランプ大統領と中国の習近平国家主席が近く電話会談を行い、重要鉱物資源を巡る意見対立を含めた貿易問題での具体的な解決策を打ち出すとの見通しを示した(ロイター)
新たな対ロ制裁、G7首脳会議までの導入目指す-グラム米上院議員
米共和党のグラム上院議員は、6月に開かれる主要7カ国(G7)首脳会議までに、新たな対ロシア制裁の導入を目指す考えを明らかにした、トランプ米大統領の盟友であるグラム議員はブルーメンソル上院議員(民主)との共同声明で、中国やインドが安価なロシア産原油を購入する動きを阻止するため欧米が対策を講じるべきだと訴えた(ブルームバーグ)
年内の利下げは可能、物価圧力は一時的=ウォーラーFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のウォーラー理事は2日、トランプ政権の関税政策により一時的に物価圧力が高まる可能性があるものの、年内に追加利下げを行う可能性はなおあるとの認識を示した(ロイター)
利回り上昇、財政赤字懸念と外国投資家の警戒感が一因=ウォラーFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のウォーラー理事は2日、ソウルで講演し、米国債利回りの上昇は政府の財政赤字を巡る懸念と米国資産に対する外国人投資家の警戒感によるものだと述べた、国債利回りの上昇は、政府の膨大な借り入れに対する懸念が原因だと発言、また、トランプ政権からの一部のメッセージで「外国人による資産購入は歓迎されないという姿勢が示されたようだ」とし、これが一部の外国人投資家を遠ざけていると指摘した(ロイター)
中国新築住宅価格、5月は上昇加速 経済対策が奏功か
中国の民間不動産調査会社、中国指数研究院が1日発表した5月の国内100都市の新築住宅価格は前月比0.30%上昇し、政府の不動産市場支援策が一定の効果を発揮し始めた可能性を示した(ロイター)
中国、貿易休戦に米が違反と非難-断固たる措置講じると商務省
中国商務省は2日、貿易を巡る最近のコンセンサスに米国が違反したと非難し、自国の利益を守る措置を講じるとの報道官談話を発表した、トランプ政権が期待する米中首脳による早期の電話会談の見通しは不透明となっている(ロイター)
ポーランド大統領選、愛国主義者が勝利-EU重視の現政権に打撃
ポーランドで1日実施された大統領選挙の決選投票で、愛国主義を掲げトランプ米大統領の支援を受けるカロル・ナブロツキ候補が、中道派でワルシャワ市長のラファウ・チャスコフスキ候補を抑えて勝利した、欧州連合(EU)重視の現政権にとっては打撃となる(ブルームバーグ)
スイスGDP、第1四半期は前期比+0.8% 米関税控え輸出前倒し
スイス経済省経済事務局(SECO)が2日発表した第1四半期の国内総生産(GDP)はスポーツイベント調整後で前期比0.8%増で2年ぶりの高い伸びとなった、米政府の関税発動を控えて医薬品、化学製品、時計、精密機器の輸出が伸びた(ロイター)
日銀市場会合、超長期債巡る意見多数 減額ペースで見解分かれる=要旨
日銀が2日に公表した債券市場参加者会合の議事要旨では、超長期債の扱いを巡る意見が多く見られた、2026年4月以降の国債買い入れ減額ペースについては、四半期4000億円の維持を支持する意見や2000億円程度に落とすべきとの声が会合初日の公表資料より増えた、市場からも、今月の金融政策決定会合での国債買い入れ計画の中間評価では、26年4月以降の減額ペースは維持もしくは減速ではないかとの見方が出ている(ロイター)
独製造業PMI、5月改定48.3 生産・新規輸出受注は増加
S&Pグローバルがまとめた5月のドイツのHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.3と、前月の48.4から小幅低下し、好不況の分かれ目となる50を35カ月連続で下回った(ロイター)
ユーロ圏製造業PMI、5月49.4に改善 生産3カ月連続増
ユーロ圏の製造業の縮小が和らぎつつある、S&Pグローバルがまとめた5月のユーロ圏のHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)は好不況の節目である50は引き続き下回ったものの、33カ月ぶりの水準に改善した、生産が3カ月連続で増加し、需要もほぼ安定した(ロイター)
英5月製造業PMI改定値は46.4、3カ月ぶり高水準
S&Pグローバル/CIPSがまとめた5月の英国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は46.4と2月以来の高水準となった、ただ、税負担増や米トランプ政権の関税政策により生産、受注、雇用は引き続き減少した(ロイター)
イラン、核問題巡る米提案拒否の構え=外交筋
イランは核開発問題を巡る米政府の提案を拒否する構え、イランの外交官が2日明らかにした(ロイター)
ロシアとウクライナが直接協議開始、和平案提示へ
ロシアとウクライナの代表団は2日、トルコのイスタンブールで2022年以来となる直接和平協議の第2弾を開始した(ロイター)
米ISM製造業景気指数、5月は6カ月ぶり低水準 納期が長期化
米供給管理協会(ISM)が2日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は6カ月ぶりの低水準となる48.5に低下した、低下は3カ月連続、関税の影響でサプライヤーの納入に時間がかかっており、一部商品の供給不足が迫っている可能性を示唆している(ロイター)
FRB、「忍耐強く」指標注視 必要なら行動の準備=ダラス連銀総裁
米ダラス地区連銀のローガン総裁は2日、米連邦準備理事会(FRB)は広範な経済指標を注視し、どのような対応がいつ必要になるか判断しようとしていると述べた(ロイター)
シカゴ連銀総裁、貿易の不確実性過ぎれば「利下げ軌道再開が可能に」
米シカゴ連銀のグールズビー総裁は2日、米経済の基調は良好であり、貿易政策をめぐる不確実性が解消されれば、政策金利の引き下げを進めることが可能になるとの見解を改めて示した(ブルームバーグ)
ロ、ウクライナ停戦2案を提示 「4地域から完全撤退」など条件=報道
ロシア国営通信社RIAは2日、ロシアの交渉担当者がウクライナに対し、2つの停戦条件案を提示したと報じた、1つ目は、ロシアが自国領だと主張するドネツク、ルハンスク、ザポリージャ、ヘルソンの4地域からのウクライナ軍の完全撤退開始を求めるもので、2つ目は複数の条件を「パッケージ」に盛り込んだ内容になるという(ロイター)
鬼門に挑む国債市場、10年・30年入札が集中-不調なら発行減額圧力に
今週の債券市場は、相場を再び波乱に導きかねない2つの鬼門に挑む、新発10年国債、同30年債の入札が不調に終われば、投資家の不安を鎮めるために日本政府は国債発行額の減額判断を迫られる(ブルームバーグ)
スタンレー・フィッシャー元FRB副議長が死去、81歳
米連邦準備理事会(FRB)の副議長やイスラエル銀行(中央銀行)の総裁などを歴任したスタンレー・フィッシャー氏が5月31日に死去した、81歳、イスラエル銀行が発表したが、死因は明らかにしていない(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
先月末にトランプ政権は、鉄鋼・アルミニウム輸入品に対する関税を50%に倍増すると表明。
米中対立が懸念され、貿易摩擦への懸念からドルが売られています。
ドル円は一時142円50銭台まで下落し、直近安値142円11銭が意識される展開。
ユーロドルは一時1.15に迫る動きを見せています。
ドルとともに米債も売られており、「米国売り」の様相です。
▼株式
ダウ:42,305.48ドル(+35.41)
ナス:19,242.61(+128.84)
ドル安がハイテク株を支え、ダウは終盤にプラスに転じました。
▼債券
米10年債利回り:4.440%(+0.040)
実質金利:2.093%(+0.025)
期待インフレ率:2.347%(+0.017)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
関税懸念の再燃から、米債利回りは上昇に転じています。
▼原油
NY原油7月物は、1.73ドル高の62.52ドルにて終了。
対ロ制裁強化懸念などから、NY原油は大きく反発しています。
▼金
NY金8月物は、81.80ドル高の3,397.20ドルにて終了。
今朝の国内金は、126円高の15,609円で終了しています。
関税懸念、米中対立の再燃から、NY金は大幅に上昇しています。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:933.07トン(+2.87トン)
▼白金
NY白金7月物は、8.30ドル高の1,063.20ドルにて終了。
今朝の国内白金は、1円安の4,649円で終了しています。
ネックライン1,070ドルを割り込んだあとのリターンムーブが見られます。
本日もよろしくお願いいたします。
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谷本 憲彦
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