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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・日本毎月勤労統計[現金給与総額][前年比]2.1%(予想2.5% 前回2.7%)
・中国貿易収支961.8億ドル(予想954.5億ドル 前回1026.4億ドル)
▼ニュース、要人発言
米ビッグスリー、米英貿易協定を批判 「国内自動車産業に打撃」
米ゼネラルモーターズやフォードなど自動車大手3社(ビッグスリー)を代表する米自動車政策評議会(AAPC)が、トランプ大統領が発表した英国との貿易協定に批判の声を上げた、米国の自動車産業に害を与えるとしている(ロイター)
メキシコ4月CPI、前年比3.93%上昇 予想とほぼ一致
メキシコ国家統計地理情報局(INEGI)が8日発表した4月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.93%上昇し、ロイター調査のエコノミスト予想とほぼ一致した、3月の同3.8%上昇から加速したが、31プラスマイナス1%ポイントという中央銀行の目標レンジ内に収まり、中銀は利下げを継続できそうだ(ロイター)
ペルー中銀、0.25%利下げ 据え置き予想に反し
ペルー中央銀行は8日、政策金利を25bp引き下げ、4.50%とした、先月のインフレ率が上昇する中、LSEGのアナリスト調査では4.75%での据え置きが予想されていた、ペルー中銀は2023年9月以降、政策金利を7.75%から徐々に引き下げてきたが、今年1月に25bp引き下げて以来、据え置いていた(ロイター)
米中貿易交渉、関税率引き下げと緊張緩和を目指す-米商務長官
ラトニック米商務長官は8日のCNBCとのインタビューで、中国との貿易交渉におけるトランプ政権の目標について、緊張緩和と関税率の引き下げだと述べた、ラトニック氏は「彼らはわれわれと取引したいと考えており、われわれは彼らと問題の解決を図りたい」と語った(ブルームバーグ)
3月実質賃金2.1%減、3カ月連続マイナス 名目も鈍化=毎月勤労統計
厚生労働省が9日に公表した3月の毎月勤労統計速報によると、実質賃金は前年比2.1%減だった、3カ月連続のマイナスで、減少幅も2月の1.%から拡大した、名目賃金の伸びが鈍化する一方、コメを含めた食料品などの高騰で物価がプラス3%-4%超で高止まりしており、実質賃金には厳しい局面が続いている(ロイター)
4月末の外貨準備高2.0%増 前月比、米国債の評価額上昇
財務省が9日発表した4月末時点の外貨準備高は1兆2982億ドル(およそ189兆円)だった、3月末と比べて257億ドル(2.0%)増えた、増加は4カ月連続、保有債券の利息収入が増加したほか、米国の長期金利の低下で保有する米国債の時価評価額が上昇した(日本経済新聞)
消費税率引き下げ「適当ではない」 加藤勝信財務相
加藤勝信財務相は9日の閣議後の記者会見で、夏の参院選を前に与野党から消費税率の引き下げを求める声が出ていることについて「政府として税率を引き下げることは適当でないと考えている」と述べた、高齢化で支出が増している社会保障制度の財源維持の必要性を理由にあげた(日本経済新聞)
米、対中関税を最低50%に引き下げる計画検討 来週実施も=報道
トランプ米政権は、計145%の対中関税を最低50%まで引き下げることを検討しており、早ければ来週にも実施される可能性がある、米紙ニューヨーク・ポストが8日、関係筋の情報として報じた、また、南アジア諸国に対する関税についても25%程度に引き下げられる可能性があるという、ホワイトハウスの報道官は「関税に関する決定は大統領から直接発表される、それ以外については単なる憶測にすぎない」とコメントした(ロイター)
中国貿易統計、4月は輸出入ともに予想を大きく上回る
中国税関総署が9日発表した4月の貿易統計によると、輸出は予想を大きく上回るペースで増加し、輸入は予想よりかなり小幅な減少にとどまった、4月の貿易収支は961億8000万ドルの黒字、黒字額は3月の1026億4000万ドルから減少した(ロイター)
中国の1-4月鉄鋼輸出は過去最高、関税見越した前倒し注文続く
中国税関総署が9日発表した4月の鉄鋼輸出は1046万トンと、3月に続いて1000万トンを超え、1-4月の総輸出量は過去最高を記録した、米国による高関税を見越した前倒し注文が続いたことが要因(ロイター)
米関税、インフレと景気減速招く=バーFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のバー理事は9日、トランプ大統領の通商政策について、年内のインフレ加速、景気減速、失業増大につながる可能性が高く、FRBはどの問題に対処するかで難しい決断を迫られることになるとの認識を示した(ロイター)
ECBレーン氏、6月の利下げ主張-ディスインフレ傾向継続の場合
欧州中央銀行(ECB)政策委員会のレーン・フィンランド中銀総裁は9日、新たな経済見通しでディスインフレと成長モメンタムの減速が確認された場合、来月の政策委員会会合で利下げを実施すべきだとの考えを示した(ブルームバーグ)
グローバルな経済環境、今後も厳しい状況続く=英中銀総裁
イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は9日、グローバルな経済環境について、過去数十年よりも厳しく、予測しにくい状況が続く可能性が高いとの認識を示した(ロイター)
米労働市場は安定、最大雇用に近い=クーグラーFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のクーグラー理事は9日、国内労働市場は安定しており、4.2%という現在の失業率など、さまざまな指標に基づくと、FRBが目標とする最大雇用に近い可能性が非常に高いと述べた(ロイター)
ECB、インフレ鈍化でさらなる利下げ必要に-リトアニア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのシムカス・リトアニア中銀総裁は9日、ユーロ圏経済が米国の関税の全面的な影響をまだ受けていない上、インフレがさらに鈍化すると見込まれるため、利下げをさらに行う必要があるとの見解を示した(ブルームバーグ)
中国製品への80%関税は「正しい」、市場開放すべき=トランプ氏
トランプ米大統領は9日、中国製品に80%の関税をかけることは「正しいようだ」と述べた、週末にベセント財務長官とグリア通商代表が中国側と協議する(ロイター)
米貿易政策で景気リスク高まる、不確実性は当面継続=NY連銀総裁
米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は9日、米政権が掲げる貿易政策で経済の下振れリスクが高まっているとの考えを示した(ロイター)
米中、一時的関税停止の可能性 週末の高官協議=スイス経済相
米中がスイスのジュネーブで行う通商交渉で、一時的な関税停止で合意する可能性がある、スイスのパルムラン経済相が9日、明らかにした(ロイター)
米関税、英経済への影響限定 国内物価圧力注視=英中銀ピル理事
英イングランド銀行(中央銀行)のチーフエコノミストであるピル理事は9日、米政権が掲げる関税措置で英経済が「劇的な」影響を受ける可能性は低いとし、英中銀はインフレ上昇につながる可能性のある国内の長期的な圧力を看過するべきではないとの考えを示した(ロイター)
米・イラン、11日に第4回核協議 オマーンで
イランのアラグチ外相は9日、オマーンで11日に米国との4回目の核協議を開催することに同意したとし、交渉は進展していると述べた(ロイター)
米、対中国関税は一方的に下げず 協議開始前にけん制
米ホワイトハウスのレビット報道官は9日の記者会見で、関税引き上げの応酬となっている中国との貿易協議に先立ち「一方的に関税を引き下げるつもりはない」と述べ、中国側からも譲歩が不可欠との考えを示した(共同通信)
金ETF、4月の資金流入が3年ぶり高水準 中国主導=WGC
産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が8日公表した4月のデータによると、金現物を裏付けとする上場投資信託(ETF)への流入資金が約3年ぶりの高水準となった、米中貿易戦争を背景に中国のETFが主導した(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
週末にスイスで開催される米中協議を控えて、市場では対中関税引き下げ期待が進行しています。
トランプ氏は自身のSNSに「80%が正しいようだ」と投稿しています。
株式市場は様子見ムード、ドルはやや売られて引けています。
▼株式
ダウ:41,249.38ドル(-119.07)
ナス:17,928.92(+0.78)
週末のイベントを控えて、米株式市場はまちまちでした。
▼債券
米10年債利回り:4.379%(0.000)
実質金利:2.064%(-0.010)
期待インフレ率:2.315%(+0.005)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
週末の米中協議が意識され、利回り格差はやや縮小傾向です。
▼原油
NY原油6月物は、1.11ドル高の61.02ドルにて終了。
前日に続き米中協議進展期待から上昇、61ドル台中盤では利益確定売りが出ました。
▼金
NY金6月物は、38.00ドル高の3,344.00ドルにて終了。
今朝の国内金は、27円高の15,645円で終了しています。
ドル安がNY金相場をサポート、3,300ドル台での推移が続きます。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:937.94トン(-1.74トン)
▼白金
NY白金7月物は、22.10ドル高の1,001.60ドルにて終了。
今朝の国内白金は、38円高の4,470円で終了しています。
ドル安や米中協議進展期待から、NY白金は再び1,000ドルを越えて引けました。
今週もありがとうございました。
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谷本 憲彦
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