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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
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▼注目経済指標
・英建設業PMI44.6(予想49.5 前回48.1)
・ユーロ圏小売売上高[前年比]1.5%(予想2.0% 前回2.2%)
・トルコ中銀政策金利42.50%(予想42.50% 前回45.00%)
・ECB政策金利2.65%(予想2.65% 前回2.90%)
・米貿易収支-1314億ドル(予想-1288億ドル 前回-981億ドル)
・米新規失業保険申請件数22.1万件(予想23.3万件 前回24.2万件)
・米卸売在庫[前月比]0.8%(予想0.7% 前回0.7%)
▼ニュース、要人発言
韓国の外貨準備高 4100億ドルを割り込む=20年5月以来の低水準
韓国銀行(中央銀行)が6日までに公表した2月末の外貨準備高は4092億1000万ドル(約61兆541億円)で、前月末より18億ドル減少し、2020年5月末(4073億ドル)以来の低水準となった(聯合ニュース)
ドル指数4カ月ぶり安値「トランプ・ユーフォリア」終息
ドルの総合的な強さを示す米インターコンチネンタル取引所(ICE)算出のドル指数(DXY)は5日、104台前半と2024年11月上旬以来の安値をつけた、米景気の不透明感がくすぶるなか、通貨バスケットの過半を占めるユーロの見直し機運が急速に強まったからだ、これで昨年11月5日の米大統領選でトランプ氏が勝利した後のドル高はほぼ帳消しになった(日本経済新聞)
金融政策、常に正しい判断は困難=NZ中銀総裁代行
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のホークスビー総裁代行は6日、政策立案者が金融政策について常に正しい判断をすることはないとの認識を示した、各国における柔軟なインフレ目標の課題について理解することを目的に、同中銀がウェリントンで開催した会合で述べた(ロイター)
経済の効率と安保、適切なバランスを取る必要がある=三村財務官
三村淳財務官は6日に開かれた財務省主催のシンポジウムで、関税引き上げなど世界的に保護主義が強まる中、経済効率と経済安全保障の適切なバランスを取ることが「今の主要な政策課題」だと述べた(ロイター)
ドイツ国債が続落、世界で債券売り拡大-ECB利下げ観測も後退
6日のドイツ国債は続落、1990年以来最悪の下落幅となった前日からの下げを広げた、同国の歴史的な支出計画を受けて、発行増を見込む世界中の投資家がより高い利回りを求めている(ブルームバーグ)
為替レートのオーバーシュートリスクを抑制=中国人民銀総裁
中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は6日の記者会見で、為替レートがオーバーシュートするリスクを防ぐと述べた(ロイター)
中国当局、一段の金融緩和を示唆 成長鈍化なら追加刺激策も
中国の当局者は6日、一段の金融緩和を行う意向を示したほか、経済成長が軌道から外れた場合、追加刺激策を実施する可能性を示唆した、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は「適切な時期に」利下げと銀行の預金準備率引き下げを行う考えを改めて表明した(ロイター)
ドイツとユーロ圏の2025年成長率予想、ゴールドマンと野村が上方修正
ゴールドマン・サックスと野村は、軍事費とインフラ支出の増加が見込まれるとして、ドイツの今年の経済成長率予測を引き上げた、ユーロ圏の成長率予測も上方修正した(ロイター)
ユーロ圏小売売上高、1月は前月比0.3%減 予想外のマイナス
欧州連合(EU)統計局が6日発表したユーロ圏の1月の小売売上高は前月比0.3%減少した、非食品と燃料が減少した、0.1%増の市場予想に反してマイナスとなり、消費主導の景気回復がまだ見通せないことが示された(ロイター)
マレーシア中銀、政策金利据え置き 世界経済のリスク警告
マレーシア中央銀行は6日、政策金利を予想通り3%に据え置いた、今年は引き続き堅調な経済活動が見込まれ、インフレも管理可能だが、世界経済のリスクが増していると警告した(ロイター)
バーナンキ氏、インフレ抑制が困難になる可能性指摘-最近の物価高で
バーナンキ元米連邦準制度理事会(FRB)議長は6日、最近の世界的なインフレ加速の経験によって、各国・地域の中央銀行が将来的に物価を抑制するのは一段と困難になる可能性があるとの見解を示した(ブルームバーグ)
英2月建設業PMIは44.6、20年5月以来の低水準 住宅建設が急減
S&Pグローバル/CIPSがまとめた2月の英建設業購買担当者景気指数(PMI)速報値は44.6と、前月の48.1から低下し、2020年5月以来の低水準となった、ロイターが調査したエコノミストの予想を全て下回った(ロイター)
トルコ中銀が3会合連続で利下げ、金利42.5%に-2月にインフレ鈍化
トルコ中央銀行は6日、3会合連続で政策金利を引き下げた、数日前に発表された2月のインフレ率は予想以上の減速を示した、カラハン総裁率いる金融政策委員会(MPC)は、1週間物レポ金利を45%から42.5%に引き下げた、2.5ポイントの利下げはブルームバーグが調査したエコノミストほぼ全員の予想通りだった(ブルームバーグ)
米人員削減、2月は245%増 連邦政府職員の解雇が影響
再就職あっせん会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスがまとめた2月の米国で発表された人員削減数は、245%増の17万2017人となり、コロナ禍で経済が混乱していた2020年7月以来の高水準に達した、2月としては16年前の大不況以来の高い数字だった(ロイター)
米新規失業保険申請、2.1万件減の22.1万件 予想以上に減少
米労働省が6日発表した3月1日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比2万1000件減の22万1000件だった、予想以上に減少し、輸入関税や連邦政府支出の大幅削減による混乱はあるものの、労働市場が安定を維持したことが示された(ロイター)
米貿易赤字、1月は1314億ドルと過去最大 駆け込み輸入膨らむ
米商務省が6日発表した1月の貿易赤字は、前月比34.0%増の1314億ドルと、過去最大となった、赤字の増加率は、2015年3月以来の大きさ、トランプ米政権による関税措置に対する懸念を背景に駆け込みで輸入が増えたことから、大幅に拡大したとみられる(ロイター)
ECB、5会合連続利下げ 政策の制約度低下と指摘
欧州中央銀行(ECB)は6日、主要政策金利の預金金利を0.25%引き下げ2.5%とした、インフレ鈍化と成長減速を踏まえた決定となる、また、米国との貿易戦争の脅威や欧州諸国の防衛費増額計画といった景気への不透明要因が台頭する中、今後の追加利下げの可能性に含みを残した、利下げは5会合連続で、過去9カ月で6回目となる(ロイター)
日銀利上げ、「データに基づき段階的に」行うべき=IMF
国際通貨基金(IMF)のジュリー・コザック報道官は6日、日銀の金融政策について同基金はこれまで決定を支持してきたとしつつ、追加利上げはデータに基づき段階的に進めるべきとの見解を示した(ロイター)
米経済に危険信号、消費と物価に警戒感=フィラデルフィア連銀総裁
米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は6日、経済は足元好調に推移しているものの、消費にストレスの兆候が見られ、インフレ見通しにリスクが存在するなど、問題が差し迫っていることを示唆する危険信号が出ているという認識を示した(ロイター)
米・ウクライナ当局者、リヤドで12日会談 ゼレンスキー氏出席=報道
トランプ米政権の高官は12日、サウジアラビアの首都リヤドでウクライナ当局者と会談する、FOXニュースとニュースサイトのアクシオスが6日、関係筋の情報として報じた、ウクライナからはゼレンスキー大統領ら、米国からはルビオ国務長官らが出席する見通し(ロイター)
トランプ氏、対メキシコ関税はUSMCA準拠品全てで適用を延期
トランプ米大統領はカナダとメキシコに対して発動した25%の関税を巡り、メキシコについては米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)に準拠したモノとサービス全てを一時除外すると明らかにした(ブルームバーグ)
米国は対ロシア制裁強化も辞さず、和平につながるなら-ベッセント氏
ベッセント米財務長官は6日、ウクライナでの停戦につながるのであれば、米国はロシア産エネルギーへの追加制裁も辞さないと述べた(ブルームバーグ)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
昨日のアジアタイムではリスクセンチメントが後退、クロス通貨が上昇しました。
ドル円も東京タイムでは149円30銭近辺までの戻りを見せていましたが、戻りが一服すると日本の賃上げ期待などから再び円が買われる展開となり、現在は147円台後半レベルでの推移です。
一方利下げのいったん停止が期待されていたECBでしたが、中立金利に近づいているとのことから声明では利下げ停止が示唆され、ユーロドルは一時1.0854まで上昇しました。
現在はユーロ買い戻しが一巡、1.07台に沈む場面も見られます。
日本時間今晩22時半には米雇用統計、明けて午前2時半にはブラックアウト期間前最後のパウエル講演がそれぞれ予定されています。
▼株式
ダウ:42,579.08ドル(-427.51)
ナス:18,069.26(-483.47)
関税発動懸念から半導体関連がふるわず、ハイテク株主導で下げました。
▼債券
米10年債利回り:4.282%(+0.004)
実質金利:1.936%(+0.049)
期待インフレ率:2.339%(-0.002)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米当局による利下げ期待の高まりから、短期債利回りが低下しています。
▼原油
NY原油4月物は、0.05ドル高の66.36ドルにて終了。
前日安値割れは回避されたものの、上値の重い動きが続いています。
▼金
NY金4月物は、0.60ドル高の2,926.60ドルにて終了。
今朝の国内金は、146円安の13,930円で終了しています。
一時2,900ドルを割り込む場面もありましたが、ユーロ高によりNY金は下げ一服で通常取引を終えました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:898.64トン(-1.72トン)
▼白金
NY白金4月物は、4.90ドル高の979.70ドルにて終了。
今朝の国内白金は、5円高の4,560円で終了しています。
次の主要限月7月限が一時1,000ドルを突破、乗り換えが急速に進んでいます。
本日もよろしくお願いいたします。
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谷本 憲彦
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