米国、対メキシコ、カナダ関税1カ月延期 | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

・中国財新メディア製造業PMI50.1(予想50.6  前回50.5)
・トルコ消費者物価指数[前年比]42.21%(予想41.10%  前回44.38%)
・独製造業PMI45.0(予想44.1  前回44.1)
・ユーロ圏製造業PMI46.6(予想46.1  前回46.1)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]2.5%(予想2.4%  前回2.4%)
・米製造業PMI51.2(予想50.1  前回50.1)
・米ISM製造業景況指数50.9(予想50.0  前回49.2)

 

▼ニュース、要人発言

「最悪中の最悪」の不法移民をグアンタナモ移送、米政権高官が言及
ノーム米国土安全保障省長官は2日、キューバのグアンタナモ米海軍基地に最大3万人の不法移民収容施設を設けるトランプ大統領の方針について、「最悪の中の最悪」の不法移民を送るとし、収容先は「今ある施設を使う」とNBCニュースの番組で説明した(ロイター)
独VW、トランプ関税巡り貿易摩擦回避に向けた協議に期待
トランプ米大統領がメキシコ、カナダ、中国からの輸入品に関税を課す大統領令に署名したことに絡んでドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は2日、貿易摩擦の回避に向けた協議に期待していると表明した、VWはメキシコで生産した自動車を米国へ輸出している(ロイター)
トランプ氏、対EU関税「間違いなく実施」-赤字や輸入不十分と不満
トランプ米大統領は、欧州連合(EU)に対し新たな関税を「間違いなく」課すことになるだろうと述べた、対EU貿易赤字のほか、EUによる米国車や農産物の輸入が不十分だとみており、改めて不満を示した、トランプ大統領は関税の水準や時期については明言せず、「タイムラインがあるとは言えないが、近いうちになるだろう」と記者団に語った(ブルームバーグ)
今後、円安進行や金融の過熱回避の観点から政策調整必要=1月日銀主な意見
日銀が追加利上げを決めた1月の金融政策決定会合では、今後は「過度な緩和継続期待の醸成による円安進行や金融の過熱を避ける観点から、金融緩和度合いの調整を行うことも必要」との意見が出ていた、企業や家計の予想物価上昇率は「概ね2%程度となっている」として、今後は「金融政策が影響を及ぼし得る『市場ベースの物価』(家賃や公共サービスを除いた物価)をよく見ながら、物価の上振れリスクに注意していくべき局面だ」との意見もあった(ロイター)
TSMC株価にDeepSeekショック波及、半年ぶり大幅安-春節休場明け
春節(旧正月)の休場明けとなった3日の台湾株式市場で、半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の株価はほぼ6カ月ぶりの大幅安、先週の人工知能(AI)関連株に対する世界的な売りが波及している(ブルームバーグ)
財新・中国サービスPMI、1月は50.1に低下 4カ月ぶり低水準
財新/S&Pグローバルが3日発表した1月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は、50.1と4カ月ぶりの低水準になった、前月の50.5から低下し、市場予想の50.5も下回った、景況拡大・悪化の分かれ目となる50をわずかに上回ったが、貿易不安の高まりを受け、従業員数は減少幅が5年ぶりの大きさとなった(ロイター)
インド製造業PMI、1月は半年ぶり高水準 予想やや下回る
S&Pグローバルがまとめた1月のHSBCインド製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値が3日公表され、57.7と半年ぶりの高水準となった、前月の56.4から上昇したが、予想の58.0はやや下回った(ロイター)
独製造業PMI、1月改定値は45.0に上昇 生産減が鈍化
S&Pグローバルがまとめた1月のドイツのHCOB製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は45.0と、前月の42.5から上昇し、昨年5月以来の高水準となった、生産高と新規受注高がここ数カ月で最も緩やかな減少にとどまったことが寄与した(ロイター)
ユーロ圏1月CPI速報、前年比+2.5%に加速 サービスは鈍化
欧州連合(EU)統計局が3日発表した1月のユーロ圏消費者物価指数(EU基準=HICP)速報値は前年比2.5%上昇で、ロイターがまとめたエコノミストの予想および前月の2.4%上昇をわずかに上回った、エネルギー価格が押し上げ要因となった(ロイター)
英製造業PMI、1月は4カ月連続50割れ 生産・受注・雇用が悪化
S&Pグローバル/CIPSが3日発表した1月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は48.3で好不況の分かれ目である50を4カ月連続で下回った、4月の最低賃金引き上げ、国民保険料の雇用主負担増加を前に、企業はコスト増加に直面し、生産、新規受注、雇用の各指数が軒並み悪化した(ロイター)
OPECプラス、減産据え置き トランプ氏要求に応えず
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟のロシアなどで構成する「OPECプラス」は3日の合同閣僚監視委員会(JMMC)で、2026年末まで協調減産を実施する従来方針を確認した、原油価格を引き下げるトランプ米大統領の要求には応じず、減産方針を据え置く姿勢を示した(日本経済新聞)
ECBは3月に利下げ、さらに追加で2回=リトアニア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのシムカス・リトアニア中銀総裁は3日、ECBは3月に利下げし、その後数カ月以内に「2回(a couple more)」の利下げを行うとの見通しを示したた(ロイター)
ECBに追加利下げの余地、慎重姿勢必要=スロバキア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのカジミール・スロバキア中銀総裁は3日、ユーロ圏の低成長とインフレ鈍化を踏まえると、追加利下げの余地があるとの認識を示した、ただ、不確実性が非常に高いため、金利に関してより正確な指針を示すことは非現実的と述べた(ロイター)
米ISM製造業景気指数、1月50.9に上昇 22年9月以来の高水準
米供給管理協会(ISM)が3日発表した1月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.9だった、2024年12月の49.2から上昇し、22年9月以来の高水準となった、ロイターがまとめた1月の市場予想は49.8だった(ロイター)
EU首脳、トランプ関税に警戒 「貿易戦争で双方に打撃」
欧州連合(EU)首脳は3日、トランプ米大統領がEUに対しても関税措置を拡大する可能性を示唆したことを受け、貿易戦争で欧州と米国の双方の消費者が打撃を受けるリスクがあると警告した(ロイター)
トランプ氏、対メキシコ関税発動を1カ月見送り 国境警備強化で合意
トランプ米大統領は3日、メキシコに対する関税の発動を1カ月見送り、両国間の「合意」に向け交渉を続けると発表した、メキシコのシェインバウム大統領との電話協議後に明らかにした(ロイター)
FRB「忍耐強く慎重に」、関税巡る不確実性踏まえ=ボストン連銀総裁
米ボストン地区連銀のコリンズ総裁は3日、トランプ政権が発表した新たな関税措置がインフレ圧力を高める恐れがあるとし、連邦準備理事会(FRB)は足元利下げを急ぐ必要はないという見解を示した(ロイター)
FRB、利下げ「慎重姿勢が適切」 不確実性高い=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は3日、関税措置や他の政策を巡る不確実性が高まっていることで連邦準備理事会(FRB)の経済予測が難しくなっているとし、追加利下げに関して慎重な姿勢を取ることが適切になるとの考えを示した(ロイター)
JPモルガン、40億ドルの金地金を米国に-関税懸念で輸送ラッシュ
世界最大の金塊ディーラーである米銀JPモルガン・チェースは2月に、40億ドル(約6200億円)余りの金地金を米国に輸送する、ニューヨークでの先物契約の現物受け渡しのためだ、金価格の高騰と輸入関税の脅威により、世界中で米国への金塊輸送ラッシュが起きている(ブルームバーグ)
金価格、過去最高値 トランプ関税懸念で安全資産に資金流入
トランプ米大統領がカナダ、メキシコ、中国からの輸入品に対する関税措置を課す大統領令に署名したしたことを受け、3日の取引で金価格が過去最高値を更新した、物価上昇で経済成長が損なわれるとの懸念から安全資産に資金が流入している(ロイター)
 

東京前営業日比

 

02/03 15:45

02/04 7:00

円換算

ドル円

155.41

154.75

-0.66

NY金

2,816.55

2,850.70

105

NY白金

1,028.60

1,002.80

-142

(時間は東京タイム)

 

メキシコのシェインバウム大統領は3日、トランプ米大統領と協議し、米国による関税の発動を1カ月延期することで合意したと発表。
現時点ではカナダとも合意と先ほど伝わり、懸念されていたトランプ関税による貿易紛争はひとまず先送りとなっています。
ビットコインが10万ドルを回復するなど、リスク回避ムードは一服。
週明けのアジアタイムで一時1.02台前半にまで下落していたユーロドルでしたが、現在は1.03近辺にまで戻す動きです。

 

▼株式

ダウ:44,421.91ドル(-122.75)

ナス:19,391.96(-235.48)

 

 

関税発動懸念から一時4万4千ドルを割り込んだダウでしたが、メキシコ大統領発言により安値から500ドル戻して引けました。

 

▼債券

米10年債利回り:4.541%(+0.002)
実質金利:2.098%(-0.013)
期待インフレ率:2.443%(+0.013)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

01/30

2,845.20

2.130

01/31

2,835.00

2.111

02/03

2,857.10

2.098

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:期待インフレ率(%)

 

関税発動懸念の後退からリスク回避ム-ドは一服、利回り格差は縮小しました。

 

▼原油

NY原油3月物は、0.63ドル高の73.16ドルにて終了。

 

 

前日取引終了後には一時75ドルに乗せる場面も見られましたが、上昇は一服しています。

 

▼金

NY金4月物は、22.10ドル高の2,857.10ドルにて終了。

今朝の国内金は、65円高の14,050円で終了しています。

 

 

欧州タイムからのユーロ高が、NY金相場を支えました。

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:信託金残高(トン)

 

SPDR:865.63トン(+0.86トン)

 

▼白金

NY白金4月物は、41.20ドル安の1,002.50ドルにて終了。

今朝の国内白金は、41円安の4,716円で終了しています。

 

 

一時70ドル以上広がっていたスポットとの価格差ですが、現在は40ドル程度に縮小しています。

 

 

 

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