応援よろしくお願いいたします。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・日本消費者物価指数[東京都区部・除生鮮][前年比]2.0%(予想2.0% 前回2.4%)
・中国工業利益[前年比]0.5%(前回3.6%)
・独失業者数17.0千人(予想13.5千人 前回4.0千人)
・ユーロ圏消費者信頼感-12.9(予想-12.9 前回-12.9)
・米個人所得[前月比]0.2%(予想0.4% 前回0.3%)
・米個人支出[前月比]0.2%(予想0.3% 前回0.5%)
・米PCEコア・デフレーター[前月比]0.1%(予想0.2% 前回0.2%)
・米ミシガン大学消費者信頼感70.1(予想69.4 前回69.0)
▼ニュース、要人発言
9月の都区部物価、2.0%上昇 電気・ガス補助で伸び縮小
総務省が27日発表した9月の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値、2020年=100)は変動の大きい生鮮食品を除く総合が107.3と前年同月比で2.0%上昇した、伸び率は8月の2.4%から5カ月ぶりに縮小した、政府の電気代・ガス代への補助金が再開し、エネルギーの上昇幅が前月と比べて縮小した(日本経済新聞)
中国、預金準備率や7日物リバースレポ金利引き下げ 景気支援へ
中国人民銀行(中央銀行)は27日付で銀行の預金準備率(RRR)を50bp引き下げた、低迷する景気回復を支援するのが狙いで、今年2度目の引き下げとなる(ロイター)
中国工業部門利益、8月は前年比17.8%減 再びマイナスに
中国国家統計局が27日発表した8月の工業部門企業利益は前年同月比17.8%減少し、前月(4.1%増)から再び大幅な減少に転じ、経済への圧力の高まりを示した(ロイター)
スリランカ中銀、金利据え置き 明るい見通し示す
スリランカ中央銀行は27日、政策金利を市場の予想通り据え置いた、国内外の不透明感を現状維持の理由に挙げた、同時に、インフレ率が低水準にとどまり、今年の経済成長率が当初の想定を上回るとの明るい見通しを示した、常用預金ファシリティー金利(SDFR)を8.25%、常用貸出ファシリティー金利(SLFR)を9.25%で維持した(ロイター)
AIは生産性高めると楽観、雇用への悪影響も=クックFRB理事
米連邦準備理事会(FRB)のクック理事は26日、人工知能(AI)について、雇用に悪影響を及ぼす可能性を認識しているとしつつ、生産性を高めることに楽観的だと述べた(ロイター)
ロシアの人民元流動性不足が深刻化も、10月に米ライセンス切れで
米国が対ロシア制裁に関連し、金融機関に発行したライセンスが10月12日に期限切れを迎える、ロシアでは既に中国人民元の流動性が不足しているが、ライセンス切れ以降は人民元取引が一段と難しくなりかねない(ロイター)
中国株式市場でシステム障害と遅延、待望の景気刺激策で買い殺到
ブルームバーグ・ニュースが確認した証券会社からのメッセージによると、上海証券取引所では株価が急騰し、27日の取引開始後最初の1時間で売買高が7100億人民元(約14兆7000億円)に到達、注文処理の障害と遅延が発生した、上海証券取引所は声明で、遅延理由を調査中であることを明らかにした(ブルームバーグ)
ドンデン返し 石破茂氏が総裁
自民党総裁選が27日、東京・自民党本部で行われ、石破茂氏が当選した(デイリースポーツ)
フランスとスペインのインフレ率、ECB目標の2%割れ-9月
仏国立統計経済研究所(INSEE)が27日発表した9月の消費者物価指数(CPI、欧州連合=EU=基準)は前年同月比1.5%上昇、主にエネルギー価格の下落によるもので、8月の2.2%上昇からインフレが大きく鈍化した(ブルームバーグ)
円が急騰、一時142円台 自民党新総裁に石破茂氏
27日の東京外国為替市場で円が対ドルで急騰し、一時1ドル=142円台後半を付けた、同日実施した自民党総裁選で石破茂氏が新総裁に選出された、市場では日銀の利上げ停止を求めていた高市早苗氏が勝利するとの思惑から事前に円売り・ドル買いの動きが膨らんでいたため、石破氏の勝利で巻き戻しの円買いが生じた、日経平均先物も夜間取引で2000円超急落した(日本経済新聞)
人民元、対ドルで23年5月以来の高値で終了 国有銀行は元売り
上海外国為替市場の人民元相場は、1ドル=7.016元と、2023年5月17日以来の元高水準で通常取引を終了した、国有銀行の元売りが見られ、政府は元高を望んでいないとの観測が広がった(ロイター)
弱い経済指標続くユーロ圏、ECB10月利下げを後押し
ユーロ圏で27日発表された経済指標は、フランスとスペインのインフレ率が予想以上に低下し、ドイツで失業者が予想以上に増加した、今週はすでに購買担当者景気指数(PMI)など弱いデータが相次いでいる、物価圧力の緩和や雇用悪化を示唆する指標は、欧州中央銀行(ECB)の10月利下げ観測を一層高めている(ロイター)
米PCE価格、8月は2.2%に伸び鈍化 3年半ぶり低水準
米商務省が27日発表した8月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.2%上昇し、前月の2.5%から鈍化した、伸びは2021年2月以来、約3年半ぶりの低水準、ただ、第3四半期も堅調な経済成長が続くとの見方に変わりはない(ロイター)
米消費者マインド、5カ月ぶり高水準-利下げで景気への楽観強まる
9月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確報値)は上昇し、5カ月ぶりの高水準となった、利下げを受けて景気に対する楽観的な見方が強まった、現況指数は63.3と、3カ月ぶりの水準に上昇、期待指数は4月以来の高水準となった(ブルームバーグ)
PCE受け米11月大幅利下げ観測、FRB幹部間に見解の相違も
27日発表された8月の米個人消費支出(PCE)価格指数で、インフレ率が連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%近くまで鈍化したことを受け、次回11月会合で再度50bpの大幅利下げが実施されるとの観測が高まった(ロイター)
FRB、「段階的」な利下げ必要 =セントルイス連銀総裁
米セントルイス地区連銀のムサレム総裁は27日、連邦準備理事会(FRB)は9月の会合で0.50%ポイントの大幅利下げを決定したことで「強力で明確なメッセージ」を発したとし、この後は金利を「段階的に」引き下げていく必要があると述べた(ロイター)
エヌビディア製AI半導体買わないで、中国が国内企業に指示-関係者
中国当局は人工知能(AI)半導体を巡り、米エヌビディア製ではなく中国産の製品を購入するよう国内企業への圧力を強めている、国内の半導体業界を拡大させ、米国の制裁措置に対抗する取り組みの一環(ブルームバーグ)
中国の最新鋭原子力潜水艦が今年沈没=米国防当局高官
中国の最新鋭の原子力潜水艦が今年沈没したことが分かった、米国防当局高官が26日、明らかにした(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
注目の自民党総裁選の結果を受け、市場では円買いが進行。
東京引けと比べ、ドル円は4円円高が進行しました。
米経済指標を受けたドル安も円高要因となったもようです。
クロス通貨下落に押され欧州通貨も下押し、円高ドル高となっています。
月曜日の東京市場が警戒されます。
▼株式
ダウ:42,313.00ドル(+137.89)
ナス:18,119.59(-70.70)
エヌビディア株が2%下落、ハイテク株は戻り売りに押されました。
▼債券
米10年債利回り:3.753%(-0.044)
実質金利:1.594%(-0.031)
期待インフレ率:2.159%(-0.011)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米物価上昇の鈍化が確認され、米債利回りは低下に転じています。
▼原油
NY原油11月物は、0.51ドル高の68.18ドルにて終了。
中国当局による景気刺激策を好感し、NY原油は反発に転じています。
▼金
NY金12月物は、26.80ドル安の2,668.10ドルにて終了。
今朝の国内金は、392円安の12,177円で終了しています。
欧州通貨の上昇が一服、NY金にも調整が見られます。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:871.94トン(-5.18トン)
▼白金
NY白金1月物は、0.20ドル安の1,022.00ドルにて終了。
今朝の国内白金は、121円安の4,584円で終了しています。
NY白金総取組は7万2千枚余りにまで減少、次の動き待ちです。
今週もありがとうございました。
お問い合わせ(平日08:00~17:00)
大起証券㈱ Tel:06-6300-5757(代表)
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
「浪風谷本」メール会員募集のお知らせ
メール会員にご登録いただきますと、1カ月間最新の相場情報を無料でお届けいたします。
まずはお役に立てるかどうか、お試しください。
よろしくお願いいたします。