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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・中国製造業PMI49.8(予想49.4 前回49.1)
・中国財新製造業PMI49.3(予想50.5 前回50.4)
・英GDP[前年比]0.7%(予想0.9% 前回0.9%)
・独消費者物価指数[前年比]1.6%(予想1.7% 前回1.9%)
・米シカゴ購買部協会景気指数46.6(予想46.0 前回46.1)
・米ダラス連銀製造業活動指数-9.0(予想-10.6 前回-9.7)
▼ニュース、要人発言
中国、上海など主要都市が住宅購入の規制緩和-最新てこ入れ策
中国の主要3都市は、住宅購入に対する規制を緩和した、低迷する不動産業界の浮揚に向けた中央政府による最新のてこ入れ策を実行に移した、広州は規制を全て撤廃、住宅購入者の適格性審査をやめるほか、所有可能な住宅の数を制限しないと説明した(ブルームバーグ)
ムーディーズ、イスラエル格下げ ジャンク級への格下げ警告
米格付け会社ムーディーズは27日、イスラエルの格付けを「A2」から「Baa1」へ2段階引き下げ、見通しは「ネガティブ」に据え置いた、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの紛争拡大が理由(ロイター)
オーストリア総選挙、極右自由党が初の第1党へ 連立樹立は難航か
29日実施されたオーストリア国民議会(下院、183議席)の総選挙は、公共放送オーストリア放送の得票予測によると、極右政党の自由党が初めて第1党となる情勢だ、欧州で移民を巡る懸念により極右系政党への支持が広がっている状況が鮮明になった(ロイター)
8月生産は3.3%低下 台風響き2カ月ぶり低下 自動車・半導体製造装置下押し
経済産業省が30日発表した8月鉱工業生産指数速報は前月比3.3%低下となり、2か月ぶりのマイナスとなった、ロイターの事前予測調査では同0.9%低下の予想だった、台風の影響、自動車や半導体製造装置の減産が下押しした(ロイター)
中国の製造業活動、5カ月連続で縮小-早急な刺激策の必要性示唆
国家統計局が30日発表した9月の製造業購買担当者指数(PMI)は49.8、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値(49.4)を上回ったが、活動拡大・縮小の境目は50となっており、2023年4月以降で拡大を示したのはわずか3カ月にとどまっている、8月は49.1だった(ブルームバーグ)
英GDP、第2四半期は前期比+0.5% 小幅に下方改定
英国立統計局(ONS)が30日発表した第2四半期の国内総生産(GDP)確報値は前期比0.5%増だった、速報値の0.6%増から小幅に下方修正された(ロイター)
上海株大引け 9日続伸し3300台回復、1年5カ月ぶり高値 売買代金は過去最高
30日の中国・上海株式相場は大幅に9日続伸した、上海総合指数の終値は前週末に比べ248.9688ポイント(8.06%)高の3336.4974と、節目の3300を上回った、中国当局が新たな不動産支援策を打ち出し、朝方から投資家心理が強気に傾いた(日本経済新聞)
スイス中銀、第2四半期の外貨購入は低水準 積極介入見送り
スイス国立銀行(中央銀行)は30日、第2四半期の外貨購入額が1億0300万スイスフラン(1億2234万ドル)にとどまったことを明らかにした、積極的な為替介入を見送ったことが浮き彫りとなった(ロイター)
香港株大引け 5日続伸、1年7カ月半ぶり高値 中国政策を好感 売買代金は連日最高
30日の香港株式相場は5日続伸した、ハンセン指数の終値は前週末比501.38ポイント(2.43%)高の2万1133.68だった、およそ1年7カ月半ぶりの高値、中国当局が29日、住宅ローン金利の柔軟な調整や主要都市での住宅購入規制の緩和、撤廃など追加の不動産支援策を相次いで発表した(日本経済新聞)
イスラエル特殊部隊がレバノンで奇襲作戦、地上侵攻今週にも-WSJ
イスラエルの特殊部隊は最近を含む過去数カ月にわたり、レバノン南部で標的を絞った小規模な奇襲作戦を展開していたと、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が事情に詳しい関係者の話として報じた、この報道によると、特殊部隊は地上侵攻の可能性を前にして情報を収集し、探査活動を行った、地上侵攻は今週にも開始される可能性がある(ブルームバーグ)
中国人民銀の国債オペ、9月は2000億元買い入れ
中国人民銀行(中央銀行)は30日、9月の公開市場操作(オペ)で2000億元(285億2000万ドル)の国債を買い入れたと発表した(ロイター)
イタリアのインフレ率が1%下回る、ECB追加利下げ圧力強まる公算
イタリア国立統計研究所(ISTAT)の発表によれば、9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.8%上昇、ブルームバーグがまとめたアナリスト予想に一致した、前月は1.2%上昇だった、9月は主にエネルギーや輸送、通信コストの低下がインフレ鈍化に寄与した(ブルームバーグ)
独9月のインフレ率、1.8%に低下 ECB追加利下げに期待
ドイツ連邦統計庁が30日発表した9月の消費者物価指数(CPI)速報値は欧州連合(EU)基準(HICP)で前年同月比1.8%上昇と、8月の2.0%上昇から伸び率が鈍化した、ロイターがまとめた市場予想1.9%上昇をわずかに下回り、2021年2月以来の低いインフレ率を記録したことで、欧州中央銀行(ECB)の緩和容認派が10月の追加利下げを促す材料となった(ロイター)
10月政策決定、インフレ鈍化の自信を反映するものに=ECB総裁
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は30日、同中銀はインフレ率が目標の2%に回帰するとの自信を強めており、これを10月の政策決定に反映させるべきだと述べた(ロイター)
ECB10月利下げ観測高まる、大手銀が予想を修正
ゴールドマン・サックスやJPモルガンなど大手金融各社が欧州中央銀行(ECB)の金融政策見通しを修正し、10月17日の次回理事会で0.25%ポイントの利下げを行うとの予想を追加した(ロイター)
11月の0.5%利下げに「オープン」=アトランタ連銀総裁
米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は30日、今後入手される指標が労働市場のさらなる軟化を示せば、11月の連邦公開市場委員会(FOMC)でさらに0.5%ポイントの利下げを実施することに「オープン」という認識を示した(ロイター)
金利は「時間の経過とともに」中立水準に達する=FRB議長
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は30日、経済が概ね予想通りに発展すれば、政策は時間の経過とともにより中立的な姿勢へと移行するとの見解を示した(ロイター)
衆院選10月27日、石破氏表明
自民党の石破茂総裁は30日、党本部での記者会見で次期首相として衆院選を10月27日投開票の日程で実施すると表明した、9日に衆院を解散する意向で、公示は15日となる(共同通信)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
中国株の大幅上昇により欧州序盤はリスク選好的なドル安が優勢でしたが、その後は欧州経済指標の下方修正などを経てドル高に転じています。
一時1.12レベルを回復したユーロドルは1.11台前半へ下落、ドル円は143円台中盤から後半水準へ上昇しています。
日本時間今朝2時からパウエル議長が発言、大幅利下げへの期待が後退し、ドル買い戻しをサポートしました。
10月相場スタート、中国は国慶節のおやすみに入ります。
▼株式
ダウ:42,330.15ドル(+17.15)
ナス:18,189.17(+69.58)
ドル高によりダウは一時4万2千ドルを割り込む場面も見られましたが、終盤は買い戻しが優勢となり、9月最終日はプラス圏を維持して終了しました。
▼債券
米10年債利回り:3.781%(+0.030)
実質金利:1.596%(+0.002)
期待インフレ率:2.185%(+0.027)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
大幅利下げ期待が後退、利回り格差拡大が一服しています。
▼原油
NY原油11月物は、0.01ドル安の68.17ドルにて終了。
中東緊迫化や中国株大幅上昇にもかかわらず、原油価格は動意なく推移しました。
▼金
NY金12月物は、8.70ドル安の2,659.40ドルにて終了。
今朝の国内金は、49円高の12,209円で終了しています。
週明け時間外取引では2,687ドルまで買われましたが、その後はドル高が上値を抑えました。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:871.94トン(変わらず)
▼白金
NY白金1月物は、30.90ドル安の991.10ドルにて終了。
今朝の国内白金は、14円安の4,532円で終了しています。
NY白金は再び1,000ドル割れ、大口投機玉による買い戻しが終わったもようです。
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