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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
おはようございます。
▼注目経済指標
・米MBA住宅ローン申請指数1.6%( 前回0.5%)
・米貿易収支-788億ドル(予想-790億ドル 前回-730億ドル)
・カナダ中銀政策金利4.25%(予想4.25% 前回4.50%)
・米耐久財受注[前月比]9.8%(予想9.9% 前回9.9%)
・米製造業受注指数[前月比]5.0%(予想4.6% 前回-3.3%)
・米JOLT労働調査[求人件数]767.3万件(予想812.0万件 前回791.0万件)
▼ニュース、要人発言
ノルウェー政府系ファンド、占領地でイスラエル支援する企業の株売却も
世界最大の政府系ファンド(SWF)であるノルウェー政府年金基金は、イスラエルのパレスチナ占領地での活動を支援する企業の株式売却を迫られる可能性がある、同基金の倫理委員会がそうした企業の倫理基準について解釈を新たに厳格化したことが背景(ロイター)
エヌビディアに米司法省が文書提出命令状、反トラスト法調査を本格化
米司法省は半導体大手エヌビディアが反トラスト法(独占禁止法)に違反した証拠を求め、同社や他の企業に文書提出命令状を送付した、人工知能(AI)向け半導体で圧倒的な地位を築いているエヌビディアに対する調査を本格化させた(ブルームバーグ)
エヌビディア時価総額、1日で2790億ドル消失 米史上最大
3日の米株式市場で半導体大手エヌビディアの株価が9.5%下落し、時価総額は2790億ドル減と、米企業の1日の減少幅として過去最大を記録した、低調な経済指標を受けて市場が全面安となる中、人工知能(AI)に対する過度な期待の後退が売りに拍車をかけた(ロイター)
第2四半期豪GDP、前期比+0.2%で予想下回る 家計支出減少
オーストラリア統計局が4日発表した第2四半期の実質国内総生産(GDP)は前期比0.2%増加し、市場予想の0.3%増を下回った、高水準の借り入れコストや根強いインフレが消費者を圧迫し、政府支出が成長の主なけん引役となった(ロイター)
財新・中国サービスPMI、8月は51.6に低下 雇用軟調
財新/S&Pグローバルが4日発表した8月の中国サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は51.6と、7月の52.1から低下した、夏の旅行シーズンにもかかわらず活動が鈍化し、コスト上昇を巡る懸念から人員を減らす企業も見られた、好不況の分かれ目である50は上回った(ロイター)
世界株回復にブレーキ 日経平均1638円安、景気不安再燃
8月急落からの回復局面にあった日米欧株に急ブレーキがかかった、米国株の大幅安の流れを受けて始まった4日の東京株式市場で、日経平均株価は歴代5番目の下げ幅を記録した、景気失速を避けながらインフレを抑え込む世界景気の「軟着陸シナリオ」が本当に実現するのか、投資家が警戒姿勢を強めている(日本経済新聞)
ECBのスタンス、景気抑制的になり過ぎるリスク-チポローネ理事
欧州中央銀行(ECB)のチポローネ理事は、経済に打撃を与えかねないため政策金利を高過ぎる水準に長期間維持すべきでないとの見解を示した(ブルームバーグ)
独経済、今年はマイナス0.1%成長 IfWが予想下方修正
ドイツのキール世界経済研究所(IfW)は4日、今年のドイツの成長率予想をプラス0.2%からマイナス0.1%に下方修正した、製造業が不況に陥っており、実質所得上昇にもかかわらず、家計は消費を控えていると指摘した(ロイター)
ECB、9月の次回会合で追加利下げの可能性-ラトビア中銀総裁
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのカザークス・ラトビア中銀総裁は4日、ECBが今月の会合で借り入れコストを引き下げる可能性があるとの見解を示した(ブルームバーグ)
仏サービスPMI、8月改定55.0に上昇 五輪で2年余りぶり高水準
フランスの8月HCOBサービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は55.0と、前月の50.1から大幅に上昇し、2022年5月以来の高水準となった、パリ五輪に後押しされた(ロイター)
英サービスPMI、8月改定53.7 4月以来の高水準
S&Pグローバルが4日発表した8月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は53.7と、前月の52.5から上昇し、4月以来の高水準となった、物価圧力も和らいだ(ロイター)
OPECプラス、生産引き上げを遅らせる可能性巡り協議中-関係者
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成される「OPECプラス」は、10月に予定する生産引き上げを遅らせる可能性について協議している、複数の参加国代表が明らかにした(ブルームバーグ)
米7月貿易赤字7.9%増
米商務省が4日発表した7月のモノとサービスを合わせた国際収支ベース(季節調整済み)の貿易赤字は前月比7.9%増の787億9100万ドル(約11兆4千億円)だった(共同通信)
ポーランド中銀
政策金利を現行の5.75%に据え置く事を決定した
カナダ中銀が利下げ、3会合連続 大幅追加利下げの可能性示唆
カナダ銀行(BOC、中央銀行)は4日、政策金利を0.25%ポイント引き下げ、4.25%とした、利下げは3会合連続、マックレム総裁は、予想より弱い成長によりインフレ率が急速に低下する可能性があると懸念を表明、今後必要に応じ、大幅な利下げを行う可能性があるという認識を示した(ロイター)
米求人件数、7月は767.3万件に減少 3年半ぶり低水準
米労働省が4日発表した7月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が23万7000件減の767万3000件と、3年半ぶりの低水準となった、ただ、労働市場の減速は秩序立っており、米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で0.50%ポイントの利下げを検討するほどの落ち込みではないとみられる(ロイター)
米製造業新規受注、7月は前月比5.0%増 予想上回る増加
米商務省が4日発表した7月の製造業新規受注は前月比5.0%上昇した、防衛航空機が好調で、上昇幅は市場予想の4.7%増を上回った、ただ、金利の上昇によりその他の需要は緩やかだった(ロイター)
アトランタ連銀総裁、雇用とインフレ目標へのリスクは均衡している
ボスティック氏は同連銀が4日に公表した論文で、インフレ率は「著しく低下したが、物価安定の責務を果たす上で、リスクはまだ残っている」と指摘、「こうしたリスクが引き続き弱まるよう、警戒を怠ってはならない」と記した(ブルームバーグ)
9地区で経済活動が横ばい・減少、物価上昇は控えめ=米地区連銀報告
米連邦準備理事会(FRB)が4日に公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によると、3地区で経済活動のわずかな増加を報告した一方、活動の横ばいまたは減少を報告した地区は前回の5地区から9地区に増加した、物価は全体的に「控えめなペースで上昇した」とした(ロイター)
東京前営業日比
(時間は東京タイム)
米雇用環境の悪化懸念から、NYタイム以降ドル売りが進んでいます。
ドル円は現在143円台中盤に下落、ユーロドルは一時1.11水準にまで上昇しています。
米当局による早期の利下げ期待から短期債利回りが低下、長短逆イールドは解消されつつあります。
▼株式
ダウ:40,974.97ドル(+38.04)
ナス:17,084.30(-52.00)
リスク回避の動きが意識されましたが、ダウは引けにかけてプラスに転じました。
▼債券
米10年債利回り:3.757%(-0.074)
実質金利:1.693%(-0.030)
期待インフレ率:2.060%(-0.053)
(過去3営業日)
右軸:実質金利(上下逆注意)
左軸:NY金(ドル) 右軸:期待インフレ率(%)
米長短逆イールドがほぼ解消されつつあります。
▼原油
NY原油10月物は、1.14ドル安の69.20ドルにて終了。
増産の後ずれ検討と報道されましたが、景気後退リスクが意識され続落しました。
▼金
NY金12月物は、3.00ドル高の2,526.00ドルにて終了。
今朝の国内金は、106円安の11,575円で終了しています。
米雇用環境の悪化懸念から、2,500ドルは維持されています。
左軸:NY金(ドル) 右軸:信託金残高(トン)
SPDR:862.74トン(変わらず)
▼白金
NY白金10月物は、1.60ドル安の908.30ドルにて終了。
今朝の国内白金は、35円安の4,190円で終了しています。
22ドル下落した前日の取組が急増、大口投機玉は売り玉を増やしたと思われます。
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