イランによる報復が懸念され、金、原油が上値を伸ばす | 浪風谷本

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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員

 

おはようございます。

 

▼注目経済指標

特になし

 

▼ニュース、要人発言

日銀は年内利上げ無理、市場急変で早くても来年3月まで-桜井元委員
元日本銀行審議委員の桜井真氏は、日銀が7月31日の金融政策決定会合で追加利上げに踏み切り、その後の金融市場が不安定化していることなどを踏まえれば年内の再利上げは難しく、早くても来年3月までになるだろうとの見方を示した(ブルームバーグ)
今週発表のCPI、米国株の試練に-トレーダーは変動性拡大を予想
今週発表される米消費者物価指数(CPI)が市場の注目を集め、米金融当局が次回9月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利下げを開始するのに必要な材料になるようトレーダーは期待している(ブルームバーグ)
米FRB、インフレ低下続けば利下げ必要に=ボウマン理事
米連邦準備理事会(FRB)のボウマン理事は10日、インフレ率について、目標の2%を「不快なほど」上回っており、上振れリスクがあるとしながらも、過去数カ月に「歓迎すべき」さらなる進展が見られたと指摘した、普段のタカ派的な姿勢を若干弱めた(ロイター)

米消費者、早期の金利低下なければ失望もBofAトップが警鐘
米金融大手バンク・オブ・アメリカのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は11日、米連邦準備理事会(FRB)が比較的早期に利下げを開始しなければ、米消費者の失望を誘う可能性があるとの見方を示した(ロイター)
「バイデン氏停戦案」の実現を ハマスが要請
パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは11日、ガザ紛争の仲介国に対し、新たに停戦協議を行うのではなく、ジョー・バイデン米大統領が5月に示した停戦案の実現を目指すよう求めた(時事通信)
中国証券会社が債券取引を抑制、当局が債券高を警告後-関係者
中国の証券会社の少なくとも4社が、先週から同国債の取引を削減する新たな措置を導入したと、事情に詳しい関係者が明らかにした(ブルームバーグ)
イスラエル国防相「イランが大規模攻撃を準備」、米に伝達=報道
イスラエルのガラント国防相は11日、オースティン米国防長官と電話会談し、イランがイスラエルに対する大規模な攻撃を準備している兆候があると伝えた、ニュースサイト「アクシオス」のバラク・ラビド記者が会談に詳しい関係者の話としてXで明らかにした(ロイター)
英賃金上昇圧力は何年も続く、マン中銀委員指摘 8月利下げに反対
イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会のマン委員は、財・サービス価格が再び上昇し、経済における賃金圧力が解消するには何年もかかると述べた、12日に公開されたポッドキャストで述べた(ロイター)
中国への直接投資、記録的な規模の流出超過-強い経済悲観論反映か
外国人投資家は4-6月(第2四半期)に中国から記録的な規模の資金を引き揚げた、中国経済を巡る強い悲観論を反映していると言えそうだ、国家外為管理局(SAFE)が9日発表したデータによると、中国の国際収支における対中直接投資は4-6月期に約150億ドル(約2兆2000億円)の流出超過となった(ブルームバーグ)
OPEC、24年世界石油需要予想引き下げ 中国の伸び減速が理由
石油輸出国機構(OPEC)は12日に発表した月報で、2024年の世界石油需要が前年比で日量211万バレル増えるとし、7月予想の日量225万バレルから引き下げた、上半期のデータが予想を下回ったことや、中国の増加予想が弱まったことを理由に挙げた(ロイター)
米消費者の支払い延滞懸念、2020年以来の高水準-NY連銀調査
米消費者の間で支払い延滞への懸念が強まっていることが、ニューヨーク連銀の調査で明らかになった、同連銀が12日発表したデータによれば、消費者が向こう3カ月に債務の最低返済額を滞納すると予想する確率は平均で13.3%に上昇、新型コロナ禍初期である2020年4月以来の高水準となった、支払い延滞に対するストレスは、年収5万ドル(約737万円)未満、ならびに学歴が高卒以下の消費者の間で最も強まった(ブルームバーグ)
 

東京前営業日比

 

08/09 15:15

08/13 6:00

円換算

ドル円

147.10

147.19

0.09

NY金

2,457.30

2,513.30

298

NY白金

940.95

949.10

44

(時間は東京タイム)

 

週明け、特に欧州タイム以降リスク選好的な円売りドル売りが進行、クロス通貨が上昇しました。
特に当局者発言から8月利下げが遠のいたポンドが、クロス通貨をけん引しました。
NYタイムに入るとドル安がドル円の重しとなり、株安とともに上昇は一服しています。
中東リスクを背景に原油価格が大きく上昇しており、資源国通貨を支えています。

 

▼株式

ダウ:39,357.01ドル(-140.53)

ナス:16,780.61(+35.31)

 

 

中東リスクなどを背景に、ダウはマイナス圏で引けました。

 

▼債券

米10年債利回り:3.904%(-0.036)
実質金利:1.785%(-0.038)
期待インフレ率:2.119%(+0.004)

 

Date

NY金($)

実質金利(%)

08/08

2,463.30

1.856

08/09

2,473.40

1.823

08/12

2,504.00

1.785

(過去3営業日)

 

 

右軸:実質金利(上下逆注意)

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:期待インフレ率(%)

 

株安が米債利回りを抑え、米10年債利回りは一時3.9%を割り込んでいます。

 

▼原油

NY原油9月物は、3.22ドル高の80.06ドルにて終了。

 

 

中東リスクの高まりを受け、NY原油は先月19日以来となる80ドル台を回復です。

 

▼金

NY金12月物は、30.60ドル高の2,504.00ドルにて終了。

今朝6時時点での換算は、先週末金曜日引けから比べ298円高い計算です。

 

 

中東リスクを背景に、NY金は史上初めて2,500ドル台で引けました。

 

左軸:NY金(ドル)  右軸:信託金残高(トン)

 

SPDR:849.79トン(+2.88トン)

 

▼白金

NY白金10月物は、16.70ドル高の946.60ドルにて終了。

今朝6時時点での換算は、先週末金曜日引けから比べ44円高い計算です。

 

 

リスク回避の流れから、パラは高値から20ドル下落し3ドル高にて引けています。

 

 

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